シーガル カイロプラクティック　SeaguLL Principled ChiropracTIC | 日記 | 姿勢が悪いと肩こりと腰痛になる

おはようございます。
シーガルカイロプラクティックの水越です。
 
 
『姿勢が悪いと肩こりと腰痛になる』
 


 
↑このような姿勢が続くと肩こり、腰痛になりやすくなります。頭の重さは体重の1/10くらいあり、前傾姿勢でスマホを見ていると頭の重さを支えるために首の筋肉には相当な負担がかかります。このような姿勢を日々続けると首の筋肉は疲労し、血行不良を起こし、ガチガチに硬くなり、慢性的な肩こりになっていきます。

 
そのような習慣を続ければ頚椎は硬い筋肉によって滑らかな可動性を失い、自然な姿勢を取れなくなり、本来の生理的なカーブを失い、やがてストレートネックになります。

 


ストレートネックとは頚椎が歪んでしまい、本来の緩やかな前弯カーブが消失した状態のことです。近年ストレートネックの人たちが急増していますが、その原因のほとんどが日々の悪い姿勢の積み重ねです。ストレートネックになると肩こりは重症化しますが、そのような状態が長く続けば身体が肩こりに慣れてしまい、むしろ、何も感じなくなる場合もあります。
 
これはもちろん肩こりが良くなった訳ではなく、だた感覚が麻痺しているだけで、実際は肩こりやストレートネックは悪化しています。そのような状態を放置し続ければ、問題はさらに複雑になり、様々な症状が起こるでしょう。例えば、頭痛、めまい、顎関節症、四十肩、五十肩、胸郭出口症候群、手のしびれ、背部痛、腰痛、精神不安定など。これら様々な症状も元を辿れば肩こりやストレートネックから派生しています。
 
猫背ままだと、前に倒れた頭を引っ張るために頚部の筋肉が緊張し、その緊張はやがて背部、腰部へと広がっていきます。やがて慢性的な背部痛、腰部痛が続くようになります。腰痛が続くと、腰の周りにある筋肉は伸びにくく、とても硬い状態になります。例えるならビーフジャーキーのようなものです。それはとても硬くて切れやすいのです。

　
硬くて伸びない筋肉の繊維は簡単に切れてしまうので、急に物を持ったときなどの腰にかかる負荷によって、ギックリ腰になりやすくなります。ギックリ腰は筋肉繊維の損傷なので、48時間の炎症期を過ぎると痛みは少しずつ落ち着き、約2週間もすれば痛み自体は引いてきます。しかし、姿勢の悪さを放置したままだと、ギックリ腰を再発する可能性がとても高くなるのです。
 
その後も姿勢が悪いままだと肩は前方に入っていき、背中や腰もさらに丸まり、ますます猫背が身体に定着していきます。腰椎のゆがみが限度を超えると、脊柱管狭窄症が起こります。つまり、腰椎がゆがんで神経が出ている穴が狭くなり神経を圧迫した状態です。腰椎から走行する神経はお尻、太もも、下腿に繋がっているので、そのラインに沿った痛みや痺れが出ます。つまり、坐骨神経痛の始まりです。
 
坐骨神経痛を痛み止めで何とかこらえても、薬では腰椎のゆがみを取り除くことはできません。ですから、さらに姿勢は悪くなり、そして次にやってくる問題が椎間板ヘルニアです。腰椎のゆがみにより、椎間板が後方へ突出してしまい神経根を圧迫した状態で、これは大変な激痛です。
 
椎間板ヘルニアを患っても、そのうち何とか動けるようにはなりますが、その頃には腰椎のゆがみは相当強くなっているはずです。ですから、さらに、このような悪い姿勢を長年に渡って放置すれば脊椎の可動性は減少し、椎間板は薄くなり、最終的には圧迫骨折を起こします。つまり、腰椎と腰椎が癒着し、くっついてしまうのです。腰椎関節の動きはなくなり、歩行はとても困難になります。
 
歩行が困難になると、やがて歩く気持ちが減少し、シニアカーに頼ったり、歩くことそのものをやめる人もいます。歩くのをやめると筋肉はどんどん減少し、ついには本当に歩けなくなり、寝たきりになってしまうという結末が待っています。この一連の流れを見ると、実はその始まりは姿勢の悪さから始まっていることが分かると思います。
 
脊柱のゆがみが長年に渡って放置され、骨と骨の隙間にある椎間板が正常な状態と比べ1/3の厚さより薄くなると、椎骨がほとんど不動になります。ここまで悪化してしまうと、何をしても椎骨は動かないためカイロプラクティックによる効果がほとんど期待できません。
 
つまり、ゆがみを何十年も放置すると関節が固まってカイロプラクティックでも回復が見込めないということです。逆に言うと、そうなる前にカイロプラクティックを受けていれば姿勢や関節の機能は回復できるということです。脊椎のゆがみは、カイロプラクティック・アジャストメント（調節）で取り除くことができます。
 
背骨一つ一つの数mmのゆがみを見つけ、それ精密に、自然な位置へと調節するのがカイロプラクティックです。定期的にカイロプラクティックのケアを受けていると姿勢は少しずつ良くなっていきます。姿勢が整うと頭の重さを支えるために緊張していた筋肉は弛緩し、その結果、肩こり、背部痛、腰痛は減少していきます。マッサージや湿布でその場しのぎに痛みを取るのではなく、そもそも痛みが出ないような体を作ることが最も大切です。
 
カイロプラクティックを上手に利用してニュートラルな姿勢を取り戻し、肩こりや腰痛の出ない身体を作りましょう！



 

最後まで、お読みいただきありがとうございました。
 
 
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