シーガル カイロプラクティック SeaguLL Principled ChiropracTIC の日記
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乳児の頭の変形とカイロプラクティック
2017.05.06
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頭の形がいびつな幼児は3~5歳までならカイロで改善する可能性があります。子どもの頭の形が気になるなら一度小児カイロを受けてみることをオススメします。
幼児の頭の変形の原因
赤ちゃんが偏った方向ばかり見ていると、それが 『向き癖』 になてしまうことがあります。赤ちゃんの頭蓋骨は柔らかいので、『向き癖』のせいで頭の一部が圧迫され続けていると変形が起こると考えられています。
向き癖は2種類
小児カイロでは向き癖は大きく分けて2種類あると考えられています。
①赤ちゃんが頭と首を自由に動かして、左右どちらも向くことができるが、好きな方向を向いていることが多い、そういうタイプの向き癖。
・お母さん(お父さん)が右側、左側、どちらか片方で寝ることが多い
・添い乳をいつも同じ側からしている
・赤ちゃんのベッド(布団)の位置が固定されていて、音や光や人の気配がつねに同じ側にある
このようなタイプの向き癖は環境を変化させてあげれば徐々になくなることもあります。
②体が硬く突っ張ってしまい、頭と首、体の自由な動きが制限されている、向きたくても向けない向き癖。(乳児健診や医学的には問題なしとされスルーされることが多いようです。)
このタイプの向き癖は一度、小児カイロで脊椎や硬膜のチェックをおすすめします。
頭の変形へのアプローチ
小児カイロプラクティックではお子さんの頭蓋骨と背骨にアプローチして、向き癖と頭蓋骨の変形に対するケアを行っています。
・アジャストメント
脊椎や骨盤を手技で調整することで神経の働きを改善させ、自発的に頭蓋骨が自然な形に戻る力を発揮させます。
・頭蓋骨の調整
直接的な頭蓋骨の調整ですが、脳脊髄液の循環を促す目的で行います。結果的に頭の形がきれいになるのを促します。
・硬膜ストレッチ
脳と脊髄を包む軟膜を『硬膜』と呼びます。この硬膜が脊椎や頭蓋骨のゆがみから捻じれることがあり、その結果 脳脊髄液循環を悪くしてしまうことがあります。
脳脊髄液は脳や神経に栄養と酸素を運び、いらなくなった老廃物を排出する脳と脊髄の発達にとって重要な存在です。
硬膜ストレッチは脳や脊髄の発達にも大切な役割を持つ脳脊髄液の循環を促す働きあります。
また、この硬膜が捻じれていると脳脊髄液循環が悪くなるだけではなく『向き癖』の原因になるとも考えられています。ですから、硬膜ストレッチは結果的に向き癖の改善にも役立ちます。
このように小児カイロプラクティックでは乳児の頭の変形にアプローチしていきます。改善の期間は個人差がありますので、まずは一度チェックするとよいでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
シーガルカイロプラクティック
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