シーガル カイロプラクティック　SeaguLL Principled ChiropracTIC | 日記 | ギックリ腰の手当

おはようございます。
シーガルカイロプラクティックの水越です。

 
日曜日はシーガルデーでした。42人と犬ちゃん一匹の来院。有り難いことです。
 
皆様の健康に貢献出来るよう、これからも修養に励んで参ります！
 
それでは、本題です。
 

 
"ギックリ腰の手当"
 
梅雨時期は気温の寒暖差が激しくなります。このような急な環境の変化が続くときには、ギックリ腰を発症する方が増えます。
 
ギックリ腰とは急性の腰痛のことです。臨床で一番多くみられるのが筋肉繊維の損傷によるギックリ腰です。
 
普段の仕事や家事、スポーツなどにより腰部周辺の筋肉にダメージが重なって疲労が溜まっていると、筋肉は硬くなり柔軟性が低下します。
 
筋肉繊維は気温の低下により冷えたり、気圧が下がって酸素不足になると、さらに硬さが増します。
 
そのような、硬く柔軟性の低い腰の筋肉を急に動かすと・・・。
ブチッと筋繊維は切れてしまいます。
 
一番多いパターンが朝、目覚めて起き上がった時、その次が前傾姿勢で重い物を持ち上げた時です。
 
筋肉が損傷すると、まず鋭い痛みが患部に発生します、中には翌日になってから強い痛みが出る人もいます。
 
鋭い痛みは約48時間続きます。これは、損傷した筋肉を治癒させようと血液が患部に集まり、栄養と酸素を送っている治癒するために必要な生理反応です。
 
血液が患部に充満すると、血管が太くなり血管の周辺にある神経を圧迫するためにズキズキと強い痛みが発生します。
 
また、損傷している筋肉に無理な負荷を加えるような体勢をとるときにも痛みは強くなります。
 
これは筋繊維の損傷をこれ以上悪化させないために起こる防御反応です。慌てず落ち着いて、安静にするのが一番です。
 
自分でできる対応策としては
 
1.患部が一番楽になる体勢をとって、ひたすら休む
 
2.患部を一時間に一回10分冷やす。氷嚢が一番効果的ですが、なければ保冷剤をティッシュで包んでも良い
 
3.受傷したときから48時間は患部を押したり、揉んだり、温めたりしない。お風呂も☓。シャワー程度で済ませましょう
 
4.痛みが減少しても1週間は無理をしないで、患部に痛みが出にくい体勢を選び、安静に生活をする
 
このように損傷した筋肉に負担をかけないように安静に過ごせれば約2週間で切れた筋繊維は回復し、柔軟性を取り戻します。
 
逆に、この2週間の期間を無理して痛みが出るような体勢を続けていれば、損傷した筋繊維はきれいに修復できず、硬い瘢痕組織と呼ばれる組織になってしまいます。
 
瘢痕組織は固く、柔軟性に欠けるので再びギックリ腰になってしまう可能性が高まってしまうのです。
 
ギックリ腰になった場合は安静に2週間を過ごし、損傷した筋繊維をきれいに修復させることが、とても大切です。
 

最後まで、お読みいただきありがとうございました。
 

 

ステーキレストラン stumpにて

 
 
 
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