シーガル カイロプラクティック　SeaguLL Principled ChiropracTIC | 日記 | 子どもの脊柱側弯症

おはようございます。
シーガルカイロプラクティックの水越です。

"子どもの脊柱側弯症"



脊柱側湾症とは簡単にいうと後ろから背骨を見るとグイッと曲がっている所がある状態です。



この脊柱側湾症は女性に多く、特に初潮の時期に起こりやすいといわれます。心臓を避けるように背骨がカーブするのも特徴です。



小学校の健康診断でアダムサインという前屈による側弯の簡単な検査で脊柱側弯症の疑いがあると診断されるケースが多いです。



脊柱側弯症の正確な判断はレントゲンを撮らないと分からないので、その後病院でレントゲンを撮影し、脊柱側弯症の有無が分かります。



病院では、ミルウォーキーブレースというプラスチック製の矯正装具を装着し、まずは経過を観察します。



変化が見られない場合は脊柱の側弯をボルトとワイヤーで固定する手術をします。



手術は身体と心に大きな負担をかけるので個人的には最後の手段にするべきかと思いますが・・・。



カイロプラクティックの側弯症へのアプローチは背骨を無理やり矯正して戻すのではなく、身体自身が自分で背骨を元に戻したくなるような環境を作るという方法を取ります。


ですから、基本的には施術は痛くありませんし装具もいらないのが特徴です。





カイロプラクティックによる脊柱側方
弯症のケアの流れ



①足の長さが違う場合はシューリフトで調整する



②腸骨や仙骨の傾きがあればアジャストメントで取り除く



③骨盤以外にもゆがみがある場合はアジャストメントで調整する



④骨盤周りや足の筋肉の硬さや量に左右差があれば、バランスを整えるストレッチや筋トレをホームケア



⑤生活習慣での姿勢をチェックし、問題があればホームケア



このような流れで側弯症へのアプローチをします。週に一回のペースで施術を続けるのが理想です。



カイロプラクティックは脊椎や骨盤をアジャストし各関節にある受容器に刺激を与え、自ら自然な位置に戻ろうとする機能を引き出すアプローチです。



身体にとって安全で施術の負担が少ない反面、回復には時間と根気が必要になります。



側湾症を長い間放置すると曲がった背骨に沿って筋肉ができてしまい、癖がさらに強くなることがあります。こうなってからでは自然な状態に近づくのが困難になります。



ですから、クセが強くなる前の背骨が曲がり始めた早期の治療が大切です。早い段階でカイロプラクティックを受けることが側湾症のケアには重要です。



また脊柱側弯症は子どもの場合、我慢や緊張などの精神的なストレスによる交感神経優位の状態も原因の一つです。



ゆったりした環境で子どもをのびのび自由に育てることも大切です。




最後まで、お読みいただきありがとうございました。　



シーガルカイロプラクテッック

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