シーガルカイロプラクティック SeaguLL Principled ChiropracTIC の日記
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手首の痛み（手根管症候群）のカイロプラクティック
2021.03.03
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おはようございます。
シーガルカイロプラクティックの水越です。
"手首の痛み（手根管症候群）のカイロプラクティック"
《手根管症候群とは？》
女性に多い症状の一つに手首の痛みがあります。正式には手根管症候群(Carpal Tunnel Syndrome)といいます。
手根管の中を走る正中神経が何らかの原因で圧迫されて起こる症状のことです。この正中神経は親指、人差し指、中指に走行しているため手首の痛みと同時に指先に痛みが走ることもあります。
手根管症候群は日常生活や仕事で手を使う機会が多い人に現れやすく、特に最近は長時間のデスクワークをされている女性に多くみられます。マウスやキーボードを打つために手首に負担がかかるからです。
《手根管症候群の症状》
手根管症候群の症状は手首の痛み、指先の痛み、しびれ、手の筋肉が痩せる、手首をたたくと強い痛み、ぞうきんをしぼる等の動作で強い痛みなどがあります。
手根管症候群はティネルサインという、神経が圧迫されている箇所を叩くことで現れる指先の知覚異常を確認することで分析します。
ファーレンテストは手首の関節を60秒間強く屈曲させると指先の感覚異常が現れます。
手根管症候群の一般的な医療での治療は手首の安静、装具、トンネル注射、手術などがあります。
《カイロプラクティックのアプローチ》
症状を何十年も放置し、進行し過ぎたものでなければカイロプラクティックのアプローチは手根管症候群にとって有効な手段となるでしょう。
カイロプラクティックでは手根の関節にある骨を舟状骨、三角骨、月状骨、尺骨、橈骨の可動性、支持性を戻すアジャストメント（調整）を行います。問題があれば手根の筋肉の腕橈骨筋、橈側手根屈筋、尺側手根屈筋、方形回内筋などを緩めます。
《ストレートネックは手根管症候群になりやすい？》
生命には自分自身の身体を癒やす力があり、カイロプラクティックは大前提として自然治癒を信頼したヒーリングアートです。
生命の自然治癒において、手首周辺の組織を回復させるプロセスは神経を介した脳と手首周辺の細胞のコミュケーションで成り立ちます。そして、脳から手首に向かう神経は必ず、下部頚椎や上部胸椎を経由します。
そのため、ストレートネックの人は下部頚椎や上部胸椎の可動性が悪くなっているので、そこを通る神経に干渉が発生している可能性があります。
《カイロプラクティックで神経伝達を解放》
この部位に脊椎のゆがみによる神経圧迫が存在すると、脳から手首周辺の組織細胞を回復させるための司令は100%届かないので回復は遅れます。そのような状態にも関わらず身体的、精神的、科学的なストレスを重ねていれば手首は疲弊し、やがて手根管症候群になってしまう可能性があります。
カイロプラクティックは脊椎のゆがみによる神経にかかった圧力を取り除くために、精密なアジャストメントを用いて神経伝達障害を取り除く専門家です。手根管症候群の主な原因が神経伝達障害である場合、回復が期待出来ます。
脊椎のゆがみによる神経伝達の有無はレントゲンでは分かりづらく、カイロプラクターの触診による分析が必要になります。ですから、医療機関に通っても変化が見られない場合は一度カイロプラクターによる脊椎のチェックをすることをおすすめします。
《セルフケアは大切》
ご自身で出来るセルフケアとしては、まずは使い過ぎた手首を休ませることが一番大切です。手首を固定する装具をつけて安静に保つことも有効です。痛みが軽くなってきたら手首のストレッチも有効です。
日常生活で手首を使い過ぎて、痛みが強く出たときは炎症を抑えるためにアイシングをすると鎮痛効果があります。一時間に一回10分間程氷嚢で患部を冷やすと良いです。
《カイロプラクティックは自然な方法》
手根管症候群は進行し過ぎた重度のものや、生まれつきのものでなければカイロプラクティックによる定期的なケアで少しずつ回復していくことがあります。薬や手術に頼らず、なるべく自然な方法で身体を癒やしたい方は一度ご相談ください。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
シーガルカイロプラクティック
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