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シーガル カイロプラクティック SeaguLL Principled ChiropracTIC の日記

小児カイロプラクティック0から5歳

2021.03.31

おはようございます。
シーガルカイロプラクティックの水越です。


シーガルカイロプラクティックは0歳児から受けられる小児カイロプラクティックを提供できる数少ないオフィスの一つです。身体的、感情的、精神的な成長発達が著しい子どもたちの小児期に定期的なカイロプラクティックケアを受けていると多くのメリットがあります。本日は小児カイロプラクティックを活用することで得られるメリットについての説明です。人生において一度しか経験できない価値ある小児期をカイロプラクティックを活用して最高のパフォーマンスで過ごしましょう!



Kids Chiropractic(小児カイロプラクティック0〜5歳)


目次

・小児カイロプラクティックとは?

・小児カイロプラクティックで得られる3大メリット


・新生児のカイロプラクティック

 ①子宮環境による上部頚椎、または仙骨のゆがみ

 ②バーストラウマによる上部頸椎のゆがみ

 ③向き癖による頭の変形

・乳幼児のカイロプラクティック

 ①首が据わりはじめる時期

 ②うつぶせで頭を持ち上げる時期

 ③お座り、ハイハイを始めた時期

 ④立って歩き始めた時期

・染色体異常を持つ乳幼児

・発達障害、自閉症、学習障害(LD)、ADHD

・0~5歳までの脊椎、骨盤のゆがみから起こる可能性のある症状

・小児カイロプラクティックの施術の流れ



《小児カイロプラクティックとは?》
小児カイロプラクティックは子どもたちの潜在能力を最大限に引き出し、病気や症状を遠ざけ、最適な成長と発達を実現します。子どもの脊椎サブラクセーション(脊椎のゆがみによる神経干渉)を分析し、精密なアジャストメントで取り除き子供たちの神経システムを回復させ、それと連動する内分泌系、免疫系の働きを最大限発揮させます。

カイロプラクティックを受けている子どもは子ども自身が内に備えている「生命を成長、存続させるために必要なプログラム」が最大限発揮され身体的、感情的、精神的な成長発達がより拡大することが期待できます。5分程度の少ない時間で優しいタッチを用いた施術なので子どもにとってストレスが少なく安全で効果的なのが特徴です。

小児の脊椎や骨盤のゆがみは数ミリ単位でレントゲンではほとんどわからないので医療機関では異常はないと判断されることがよくあります。このような微細なゆがみは触診スキルを訓練したカイロプラクターにしか分析できません。このような背骨のゆがみを放置していると様々な症状の原因となることがあります。しかし、なぜ小児の柔らかい身体にゆがみはどのような理由で発生し、カイロプラクティックはどのようなタイミングで受けるべきなのでしょうか?そして、子どもにとってどのようなメリットがあるのでしょうか?


《小児カイロプラクティックで得られる3大メリット》
1.自分の力で病気を予防する自然治癒力を高める 。

2.最適な骨格とからだと姿勢作りが形成され、運動・スポーツ・勉強などにとても良い影響を与える。

3.お体を見させてもらうだけではなく、薬や予防接種に頼らない知恵や医・食・住の中で、何を選択するのが子どもにとってベストかをアドバイスします。

《新生児のカイロプラクティック》
①子宮環境による上部頚椎、または仙骨のゆがみ
新生児における脊椎や骨盤にゆがみが起こる原因の一つは子宮にいたときの胎児の体勢です。母体の子宮が健康な状態であれば胎児はストレスなく成長できるのですが、母体の子宮が不自然な形だと胎児は窮屈になり無理な姿勢を取らざるを得ません。膝を曲げお尻と足先が下になっている複殿位。お尻が下になって、両足を上に伸ばしている単臀位。両足を下に伸ばして立っている足位。ひざまずいたような膝位。胎児が横に向いているトランバース。逆子ではないが胎児の顔が母体のお腹側を向いているフェイシャルブロウ。このように子宮の中で胎児が無理な体勢を取っていると、脊椎や骨盤に負担が生じたままで成長していくため発達に不具合が発生する場合があるのです。そして、このような負担が新生児の上部頚椎や仙骨をゆがませる原因となります。妊娠期間に定期的なカイロプラクティックで骨盤のゆがみを取り除いていれば、このような問題のリスクマネジメントにもなります。

②バーストラウマによる上部頸椎のゆがみ
バーストラウマ(出産時外傷)とは分娩中および産後において胎児に与えるあらゆるストレスのことです。バーストラウマにつながる主な危険因子は難産、分娩体位、誘発分娩(陣痛促進剤の使用)、無痛分娩(硬膜外麻酔の使用)、そして帝王切開などです。このような状況で出産に臨む際に、赤ちゃんの頭をつかみ引っ張り出す必要がある場合があります。新生児の頸部の筋肉は出来上がっていませんので強く牽引をすると首が過伸展し、そのときのストレスが未発達な頚椎に負担をかけサブラクセーションが発生する恐れがあります。特に上部頚椎のサブラクセーションは延髄の機能に問題を発生させることがあり、これがホメオスタシス(生命の健康を維持するシステム)を乱してしまい子どもの疾患をつくる原因になります。

③向き癖による頭の変形
頭の形がいびつになってしまった場合でも0〜3歳くらいまでならカイロプラクティックで改善する可能性があります。赤ちゃんが寝ているときに偏った方向ばかり見ていると向き癖が出来てしまいます。偏った向き癖により頭の一部が圧迫され続けていると赤ちゃんの頭蓋骨は柔らかいので少しずつ変形していきます。小児カイロプラクティックでは、この向き癖の原因になっている頚椎の調節を行います。向き癖がなくなれば赤ちゃんはどちらもバランスよく向けるようになるため偏った頭蓋骨への圧もなくなり、やがて頭の変形は自然と修整され消えていくでしょう。小児カイロは赤ちゃんにとって負担が少ないアプローチで装具も必要ないので、子どもの頭の形が気になる親御さんは一度小児カイロをお子さんに受けさせてみることをオススメします。


《乳幼児のカイロプラクティック》
①首が据わりはじめる時期
生まれた頃には未発達だった、赤ちゃんの首周辺の筋肉は毎日の動きの中で少しずつ発達し、やがて頚椎の生理的なカーブを支持できるようになり、頚椎関節の可動性を豊かにします。頚椎のきれいなカーブが得られると視認性を高め、肩の可動性を高め、神経伝達を安定させることで健やかな成長発達を助けます。この頸椎の中でも上部頸椎と呼ばれる頚椎一番や二番は身体の神経システム上最も重要な箇所で、この椎骨に発生したサブラクセーションは延髄での機能を乱し、視床下部を混乱させると考えられています。視床下部の役割は血圧のコントロール、エネルギー代謝、生殖行動、体温調節、防御行動、睡眠のサイクルなど、どれも生命維持に関する重要なものです。この延髄は上部頸椎と後頭骨に囲まれているのでサブラクセーションが発生した場合は延髄の機能を低下させます。カイロプラクティック・アジャストメントで上部頸椎のサブラクセーションを取り除くことは子どもの健やかな成長発達にとって、とても重要なことです。首が据わり始める時期に小児カイロを受けると頚椎の可動性、支持性、そして神経システムが高まり子どもの健やかな成長発達を促します。

②うつぶせで頭を持ち上げる時期
首が据わり、さらに背中や肩甲骨周りにかけての筋肉が発達し始めると、うつぶせで頭を持ち上げる動作を始め胸椎の可動性と後弯カーブの支持性が高まり、それに伴って胸郭も広がります。胸椎には交感神経が集中していて、心臓をスピードアップさせ、血圧を上昇させ、筋肉の血管を拡張させることで運動機能を発揮させることで子どもたちを活発に遊ばせるのが交感神経の役割の一つです。そのため、胸椎がゆがんでいると交感神経系の働きが乱れ子どもの活発さを低下させる要因となります。また胸椎のきれいな後弯カーブは広い胸郭を作り、内臓が活発に活動するのを助けます。心臓は力強く拍動し血液を通して栄養と酸素を体中に送ります。肺が大きく広がるので深い呼吸が可能になり細胞の成長を活性化させ、声量も大きく元気になるでしょう。胃腸がよく動けば消化を助け、栄養の吸収を効率良くします。肝臓がよく動けば血中の解毒を高め環境の変化に強い子どもに育ちます。このように胸椎の可動性と支持性の高さは子どもの成長にとって強力なエンジンとなるのです。胸椎の後弯カーブや胸郭が形成されるうつぶせで頭を持ち上げる時期に小児カイロを受けていると健康的な胸椎のカーブを手に入れ、胸郭のスペースを広げ、内臓のパフォーマンスを最大限に発揮させます。

③お座り、ハイハイを始めた時期
お座りやハイハイを行うことで腰からお尻周りにかけての筋肉が発達し、腰椎の前弯カーブが形成されます。腰椎の健康的な前弯カーブは股関節の動きを滑らかにし、歩行の力強さやジャンプ力などの運動機能を高め、地面からの衝撃も和らげます。また、腰椎から走行する神経は大腸や生殖器官、下半身の筋肉と繋がっているので健康的な腰椎カーブは神経システムを高め、大腸、生殖器官、下半身の筋肉の健やかな成長を促します。
力強くスピードのあるハイハイは五感から入力されるたくさんの神経刺激によって、脳を育てます。スピード感覚、バランス感覚、距離感、筋力、関節の動き、好奇心、やる気、達成感、社会的反応、記憶・・・。このように書き出したらキリがないくらいハイハイからは得られるものがあるのです。この成長発達を促すような力強いハイハイをするためには可動性の高い腰椎や骨盤が必要です。
そのため、ハイハイをする時期にカイロプラクティックを受けていれば、可動性の高い関節を手に入れ力強くスピードのあるハイハイを実現し、発達に必要な五感からの神経刺激をたくさん得られ、その結果子どもの成長発達を促すことが期待できます。

④立って歩き始めた時期
脊椎の生理的S字カーブが形成されると、子どもは立てるようになります。この時期の幼児は頭からの転倒や尻もちをすることが多くなり、そのような身体的なストレスによって脊椎や骨盤のゆがみが発生する場合があります。頚椎には生命維持にとって重要な神経が集中しているため、頸椎のゆがみは発語障害、目の疾患、食べ物を詰まらせるといった問題を起こしやすくなります。骨盤のゆがみは泌尿器疾患(頻尿、多尿、乏尿)、排尿異常、膀胱の発育不全を起こしやすくなります。また、骨盤のゆがみを放置すると、子どもが成長期を迎える頃に問題が発生し始めます。女の子だと骨盤のゆがみは子宮のねじれに繋がり生理痛や生理不順の原因になります。また、子宮に付随する卵巣は女性ホルモンの分泌をコントロールしています。女性ホルモンのバランスは女性の心身の健康に直結します。


《染色体異常を持つ乳幼児》
環境からの入力が遺伝子の発動をコントロールし、新しい細胞が分化し、環境に適応した身体へと成長発達することがエピジェネティクスという分野で解明されています。細胞が受け取る環境からの情報は、すべて神経システムに依存しているのでカイロプラクティックで神経干渉を取り除き、神経システムを回復させることは成長発達に良い影響を与えるというのが小児カイロの理論です。また、カイロプラクティックを受けている乳児は、脳の前頭前野が発達することもわかってます。前頭前野は子どもの好奇心や興味に関連する場所で、好奇心や興味が強いほうが子どもは自ら考えて遊ぶようになり、成長発達を加速させます。

特に3歳までの脳の成長発達は著しく目を見張るものがありますが、このようなことを可能とするのは経験が神経を介してダイレクトに脳に入力され、その刺激そのものが脳を発達させるからです。乳幼児の無垢な心は環境からの情報を判断や取捨選択をせずスポンジのように取り入れ、それを糧に脳を発達させ環境に適応していくのです。たとえ先天的な染色体の問題があったとしても、生命が持つ特徴や活動、そして生命の存在を維持するための先天的な知性は十分に内に備えてるのです。大切なのは、今あるものを最大限に発揮させることです。そして、カイロプラクティックはそのためのヒーリングアートです。カイロプラクティック・アジャストメントで神経伝達の効率を高め、神経システムを最大限に発揮させることは、先天的な染色体異常を持つ子どもの成長発達にとって強力な助けになるでしょう。

また、染色体異常の子どもは特有の筋力の弱化によって、頚部の後頭下筋群が緩み環椎(頸椎一番)が前方へと変位しやすいものです。環椎の位置を支持するために使われる筋肉は後頭下筋群で、その後頭下筋群の収縮や弛緩をコントロールしている神経は大後頭神経です。この大後頭神経は後頭骨と頸椎1番の間を走行して、後頭下筋群に繋がり脳からの命令を送って環境に合わせて適切な収縮や弛緩を行いますから、後頭骨や環椎のゆがみによって神経に余計な圧力が加わっていると神経伝達に乱れが生じ環椎を自然な位置にキープすることが難しくなると考えられます。

カイロプラクティックは神経システムを回復させ、筋肉の適切な収縮弛緩のコントロールを実現させ環椎を自然な位置に支持させることに役立つでしょう。環椎は延髄を保護する椎体なので、サブラクセーションが存在すると生命維持に必要な血圧、エネルギー代謝、生殖行動、体温調節、防御行動、睡眠のサイクルなどの機能が乱れてしまうのでカイロプラクティック・アジャストメントで定期的に環椎を調節すれば、身体の不均衡は最小限に抑えられます。


《発達障害、自閉症、学習障害(LD)、ADHD》
発達障害と呼ばれる問題は何らかの中枢神経系(脳、神経)の障害が原因の一つであると考えられています。そのため、発達障害・学習障害の子ども向けの幼児教室・学習支援では、五感から神経を通して入力される感覚刺激が中枢神経の発達を促すという理論を軸にして、子どもたちに様々な遊びを経験させています。この理論と訓練は大変有効です。しかし、そもそも神経の伝達経路が妨害されてる場合はどうでしょう?おそらく、五感から入力される感覚刺激は低下しているので、せっかく学習支援で行っている訓練が100%脳を刺激するとは考えにくいのです。

幼児教室や学習支援と並行して、カイロプラクティックで神経伝達経路をクリアな状態にすることをおすすめします。そうすれば、すべての経験はダイレクトに脳を刺激し、それが脳の発達成長に繋がるでしょう。

実際に、2016年にDr.Heidi Haavikが書いた論文でカイロプラクティック・アジャストメントが脳の前頭前野に変化を起こすことが証明されています。脳の前頭前野は脳の指揮者みたいな場所です。前頭前野が目標志向、意思決定、記憶と注意、知能、痛みの処理と感情的な反応、自律神経機能、運動制御、目の動きと空間認識に密接に関わります。とくに好奇心とやる気は子どもの発達のエンジンみたいなものです。好奇心や興味は子どもの成長や発達をさらに伸ばすので、是非カイロプラクティックで脳の前頭前野を発達させましょう。

さらにカイロプラクティック・アジャストメントで脳脊髄液循環が良くなることも成長発達において重要な要素です。脳と脊髄は硬膜で包まれていて、その硬膜と脳の隙間には脳脊髄液で満たされています。この脳脊髄液は循環し発達期の脳の三次元的な形態や層構造の形成に影響するのです。脳脊髄液の循環機能は頭蓋骨および脊柱の運動により維持されていて、とくに後頭骨と仙骨の呼吸時におけるポンプ運動が脳脊髄液の循環機能に大きく関与します。それゆえに後頭骨や仙骨のサブラクセーション(ゆがみによる神経の圧迫)を取り除くと脳脊髄の循環が良くなり、脳や脊髄へフレッシュな酸素や栄養が回り、また効率よく老廃物を排出するので脳や神経の発達に良い影響を与えると考えられています。


《0~5歳までの脊椎、骨盤のゆがみから起こる可能性のある症状》

首、頭蓋のゆがみ
原始反射の異常、発語障害、斜頭症、向きグセ、吃音(どもり)、呼吸の乱れ、皮膚病、発熱、便秘、腹痛、喘息、目の疾患、うつ伏せが苦手、食べ物を詰まらせる

胸椎のゆがみ
消化器系疾患、泌尿器系疾患、喘息、アレルギー疾患、腹痛、便秘、ガスが溜まる、

腰椎のゆがみ
腹痛、便秘、おねしょ、

骨盤のゆがみ
泌尿器疾患(頻尿、多尿、乏尿)、排尿異常、膀胱の発育不全、足の痛み、ハイハイしてると曲がって進む、精神不安定


《小児カイロプラクティックの施術の流れ》
施術の流れを実際の施術風景でご紹介します。基本的に0〜2歳前半はお母さんに抱っこをしてもらった状態で施術をします。2歳後半になると足腰もしっかりしていますし、言葉も伝わるので一人での施術が可能です。大切なのはカイロプラクターとお子様との信頼関係なので、その子が嫌がっている時は無理してはやりません。楽しく遊ぶ感覚で流れるような施術を意識しています。


問診・検査
現在のお体の状態、不調箇所をご家族から伺います。そのあとに脊椎、骨盤、体の状態をチェックします。分析の結果や小児カイロプラクティックの効果などをわかりやすくご説明します。

胸椎の触診
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胸椎のアジャストメント
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写真はお母さんの上で抱っこをしてもらった状態での施術風景です。乳幼児の施術は撫でるようなタッチで優しく行います。手技が苦手なお子様には専用の器具を使った施術を行います。施術後は骨格の状態、今後のアドバイスなどをさせていただき終了です。


最後まで、お読みいただきありがとうございました。




シーガルカイロプラクティック

Tel 042-768-7153
Email seagullchiro@gmail.com
〒252-0217 神奈川県相模原市中央区小町通1-2-5




小児カイロプラクティック0から5歳

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