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頚椎のゆがみによる症状

2021.04.14

おはようございます。
シーガルカイロプラクティックの水越です。
 
 

"Cervical Spine subluxation(頚椎のゆがみによる症状)"

 
目次
・頚椎のゆがみによる頭痛
・頚椎のゆがみによる肩こり
・頚椎のゆがみによる自律神経失調症
・上部頚椎のゆがみによるメニエール症候群(めまい、ふらつき)
・上部頚椎のゆがみによる三叉神経痛(顔面の痛み、けいれん)

 

《頚椎のゆがみによる頭痛》
頭痛の種類は頭の片側が痛くなる偏頭痛、頭が締め付けられるように痛くなる緊張型頭痛、目の奥が痛む群発頭痛の3つに別れます。頭痛のメカニズムは諸説ありますが、慢性的な頭痛の原因の一つは頚椎のゆがみによって起こります。

頚椎には椎骨動脈という血管が通っています。心臓から出た血液はこの動脈を流れ、頭に行き渡り栄養や酸素を送ります。しかし、現代人はスマホやPC作業などで頭が前傾した姿勢になることが多く、そのような状態が続くと首の周りの筋肉は硬くなり、頚椎は可動性を失いゆがんでしまいます。その結果椎骨動脈に無理な圧力が加わり血流は悪くなります。血流の悪い状態が続くと血管はやがて細くなっていきます。血管は筋肉なので血流が少ないと縮み細くなるのです。そのように細くなった血管に、何かの拍子で血圧が上がり血液がドッと流れると、細くなった血管は急激に拡張します。
この急激に拡張した血管が血管周辺のある神経に触れ、強い頭痛が起こると言われています。このように頭痛の根本の原因が頚椎のゆがみによる場合、カイロプラクティックはとても有効な手段となるのです。


身体の組織がダメージを受けるとプロスタグランジンが生成されます。この物質が炎症を引き起こし、痛みや熱などの症状となります。頭痛薬に含まれる成分はプロスタグランジンの生成を抑えこむ働きをし、痛みを和らげることができます。しかし、頭痛薬は痛みを和らげることはできても頚椎のゆがみを取り除くことはできません。そのため、頭痛の根本の原因が頚椎のゆがみによる場合は薬での治療はあまり有効な選択とは言えません。痛みは辛いですから、一時的に薬で痛みを和らげることは大切ですが、痛みが発生する根本の原因を取り除かなければ終わりは見えません。また、長期に渡り頭痛薬を飲み続けると身体は薬への耐性を付けてしまい、薬の効きが落ちてきます。そうなると薬の量を増やすか、もっと強い薬を服用する必要がでますし、頭痛薬に含まれる化学物質を除去するために肝臓への負担もかかる一方でしょう。


《頚椎のゆがみによる肩こり》
人の頭は体重の1/10くらいの重さがあります。ですから、頭が前傾になっていると肩の筋肉は頭が倒れないように収縮を続けます。肩や首の筋肉は疲労し、そのような姿勢が長時間続くと肩の筋肉は硬くなり血行不良を起こし柔軟性を失います。これが慢性的な肩こりのプロセスです。このような肩こりの場合、日ごろの姿勢の悪さが根本の原因なので湿布薬はその場しのぎにしかなりません。マッサージは筋肉疲労が抜け、血行がよくなり一時的には気持ちいのですが根本の原因である悪い姿勢を変えない限り肩こりは再燃します。このような肩こりになる人はスマホやPC,タブレットなどの画面を見るときの姿勢が悪い人が多いです。同じ姿勢が何時間も続くと筋肉は疲労して硬くなり、悪い姿勢が癖になってしまいます。このような姿勢になるときは30分に一回はストレッチなどをして筋肉が固まらないように気をつけることも肩こりの予防に有効な手段です。

悪い姿勢が習慣となり何年も放置している人は左右非対称の硬くなった筋肉によって、やがて頚椎がゆがみます。ストレートネックと呼ばれる、頚椎の生理的前弯カーブが消失した状態もこの延長線上にあります。基本的に医療機関では背骨のゆがみやストレートネックは治せないと言われます。なぜなら、それは病気ではないので医療の対象ではないのでアプローチのしようがないのです。背骨のゆがみやストレートネックは病気ではなく、体が不自然な状態なのであって、これこそがカイロプラクティックの対象です。

カイロプラクティックは病気ではなく、心身を自然な状態へと導くことが目的なのです。進行し過ぎたものや、先天性のケースでなければ定期的なカイロプラクティックを受けることで背骨は自然なカーブと可動性を取り戻すことが可能です。その頃にはストレートネックや頚椎のゆがみは消失しているでしょう。ストレートネックや頚椎の不自然なゆがみが消失すれば、頭蓋骨は頚椎の上に乗っかった状態となり肩や首の筋肉は収縮する必要はなくなり、やがて肩こり消失するでしょう。

 
《頚椎のゆがみによる自律神経失調症》
自律神経失調症は、自律神経のバランスが崩れることによって心身に様々な不調が現れた状態を指します。医療では自律神経失調症に対して抗不安薬、睡眠薬、抗うつ薬、ホルモン剤、自律神経調整薬、漢方薬などが症状に応じて処方されます。投薬は身体の状態を一時的に変化させますが、根本の原因である自律神経のバランスが立て直されたわけではないので薬を飲み続けなくてならないというデメリットがあります。また、長期の投薬は薬の化学物質によって自律神経のシステムをさらに乱してしまう可能性もあり、あまり自然な方法とは言えません。

この自律神経には交感神経と副交感神経の2種類の系統が存在し、それぞれの役割を持ち、機能することで身体は健康のバランスを保っています。交感神経の役割は心臓のスピードアップ、血圧上昇、筋肉血管の拡張、皮膚血管の収縮などの役割を持ち、副交感神経は心臓のスローダウン、血圧降下、筋肉血管の収縮、皮膚血管の拡張などの役割を持ちます。

この自律神経は背骨に入っていて脳と各細胞を繋げ実際に様々な機能を発揮し、それぞれの役割を果たします。交感神経は頚椎6番から腰椎5番までにあり、副交感神経は後頭骨、及び頚椎1番から5番。そして仙腸関節の存在します。ですから、背骨がゆがみ自律神経に干渉が発生していると自律神経システムは乱れて作動します。特に頚椎のゆがみは副交感神経の機能を劣勢にさせ、心身を交感神経優位の状態へと変化させます。その結果、自律神経のバランスは崩れ心身に様々な不調を起こします。

カイロプラクティックでは背骨のゆがみによる神経の干渉を見つけ、それを取り除き、自律神経のバランスを安定させることを実現します。


《上部頚椎のゆがみによるメニエール症候群(めまい、ふらつき)》
人には平衡感覚が備わっていて、それを司るのが耳の奥にある三半規管です。この三半規管の中にはリンパ液が入っています。そして、このリンパ液の傾きや動きが有毛細胞を刺激し、前庭神経から脳にその情報が送られ、現在の頭の角度や回転具合を感知します。その情報をもとに脳は各筋肉に指令を送り、その結果、身体は絶妙にバランスを整えたり修正することを絶えず行うことで人は自然と立てるのです。しかし、このリンパ液が増えすぎてしまうと、体の傾きや回転具合などが精密に察知出来なくなり、その結果体の平衡を保つのに失敗しめまいやフラつきが現れると考えられています。リンパ液が増えてしまう理由はハッキリとは、わかっていません。
現代医療でのメニエール症候群への対処は投薬です。利尿薬は内リンパ水腫を軽減するため、血流改善薬は血液循環をよくするため、ステロイド薬は炎症を抑え、血流を改善するために使われます。投薬による長期の治療は化学物質による副作用で、内臓を弱らせるデメリットもあります。

カイロプラクティックの目的はサブラクセーション(脊椎の変位による神経圧迫)を取り除くことですが、カイロプラクティックを定期的に受けることでメニエール症候群が改善する方がいます。ではなぜ?カイロプラクティックでメニエール症候群が改善するのでしょうか?それは上部頸椎と平衡感覚には重要な関係があるからです。上部頚椎の一つである頚椎1番は延髄を包むように保護する役目があります。この延髄には三半規管のリンパ液の傾きや動きの状態を脳に伝える途中経路となる内耳神経が存在します。

内耳神経は前庭神経と蝸牛神経が合流した8番目の脳神経です。三半規管の中のリンパ液の傾きや動きを前庭神経がキャッチし、内耳神経に伝わり、延髄を通り脳に現在の状態が伝わります。その情報をもとに今度は脳から体の各筋肉を収縮弛緩させる指令が送られ人はふらつくことなく自然と立つことが出来ます。人が当たり前のように立つことが出来るのは神経系を介した脳と体のコミュニケーションが出来ていることが大前提となります。

しかし、頚椎1番などの上部頸椎にサブラクセーションが存在すると内耳神経に干渉を起こし三半規管のリンパ液の状態が脳に乱れて伝わり、現在の体の傾きが精密に感知されず、乱れた指令が筋肉組織に伝わり、その結果めまいやフラつきが発生する可能性が考えられるのです。

このような上部頸椎のサブラクセーションが原因で平衡感覚が乱れている場合はサブラクセーションを取り除くことでメニエール症候群が改善することが期待できます。とくに仕事においてデスクワークや下を向く時間が長い方、ストレートネックの方、首の筋肉が硬くこっている方は上部頸椎にサブラクセーションが存在する可能性がありますので、カイロプラクティックで調整することをお勧めいたします。

 
《上部頚椎のゆがみによる三叉神経痛(顔面の痛み、けいれん)》
三叉神経痛の症状は突然顔面に鋭い痛みが走るのが特徴的です。通常は顔面の片側に起こり、痛む時間は比較的短時間(数秒から数分)と言われています。医療的には血管が動脈硬化などによって膨張し、三叉神経を圧迫することで痛みを引き起こすと考えられています。現代医療の三叉神経痛の治療法としては、主に薬物療法・神経ブロック・手術療法などがあり、これらの治療法のいずれかまたはこれらを組み合わせた方法で痛みを抑えることが目的です。つまり、これは痛み止めなので根本の原因へのアプローチにはなりません。

カイロプラクティックでは三叉神経痛の症状がある場合は上部頸椎のサブラクセーションに注目します。頚椎1番の位置には延髄があり、延髄には三叉神経の大元が存在します。そのため頚椎1番が歪んでいると三叉神経に神経干渉を起こし、神経伝達障害が生まれ、三叉神経の走行線上に違和感や痛みが発現する場合があります。

このような頚椎がゆがみから起こる三叉神経痛の場合は定期的なカイロプラクティックで回復することが期待できます。上部頚椎のゆがみの有無はチェックすればすぐわかるので、気になる方は一度熟練した技術を持つカイロプラクターに脊椎のチェックをしてもらうことをお勧めします。






最後まで、お読みいただきありがとうございました。
 


 


シーガルカイロプラクティック 
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Email seagullchiro@gmail.com
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