シーガルカイロプラクティック SeaguLL Principled ChiropracTIC の日記
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ギックリ腰(急性腰痛)
2021.08.26
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おはようございます。
シーガルカイロプラクティックの水越です。
"ギックリ腰(急性腰痛)"
ギックリ腰の原因
ギックリ腰とは急性の腰痛のことです。
急に起こる腰痛の総称です。
ギックリ腰が起こる原因には色々ですが、一番多いのが筋肉繊維の損傷によるギックリ腰です。
仕事や家事、スポーツなどにより腰周辺の筋肉に疲労が溜まっていると、筋肉は硬くなり柔軟性が低下します。
筋肉は気温の低下によって冷えたり、気圧が下がって酸素不足になると、さらに硬さが増します。
そのような、硬く柔軟性の低い腰の筋肉を急に動かすと・・・。ブチッと筋繊維は切れてしまいます。
ギックリ腰が起こるのが一番多いのは朝目覚めて起き上がった時、その次が前傾姿勢で重い物を持ち上げた時です。
食事が不摂生、運動不足、睡眠不足など。
生活習慣が悪く、筋肉の手入れも行き届いていない人はギックリ腰が起こりやすいです。
逆に日々の生活習慣が良い人は疲労が少なく筋肉も柔らかいので、簡単にはギックリ腰は起こりません。
ギックリ腰の痛み方
筋肉が損傷すると、まず鋭い痛みが患部に発生します、中には翌日になってから強い痛みが出る人もいます。
鋭い痛みは約48時間続きます。
これは、損傷した筋肉を治癒させようと血液が患部に集まり、栄養と酸素を送っている生理反応です。
血液が患部に充満すると、血管が太くなり血管の周辺にある神経を圧迫するためにズキズキと強い痛みが発生します。
また、損傷している筋肉に無理な負荷を加えるような体勢をとるときにも痛みは強くなります。
筋繊維の損傷をこれ以上悪化させないために起こる防御反応です。慌てず落ち着いて、安静にするのが一番です。
ギックリ腰 初期の対処方法
1.患部が一番楽になる体勢をとって、ひたすら休む
2.患部を一時間に一回10分冷やす。氷嚢が一番効果的ですが、なければ保冷剤をティッシュで包んでも良い
3.受傷したときから48時間は炎症が続きます。患部を押したり、揉んだり、温めたりすると悪化するので気をつけてください。お風呂も☓。シャワー程度で済ませましょう
※痛み止めを飲んでしまうと、痛みを感じないので逆に動けてしまい、損傷した筋肉をさらに傷つけ悪化させます。どうしても飲みたいなら、飲んでも動かないことです。薬は損傷した筋肉を修復しているわけではないのです。
ギックリ腰 後期の対処方法
受傷してから48時間が過ぎれば、炎症は少しずつ収まっていき、痛みも和らいでいきます。
ただ、まだ完全には筋肉の損傷は回復していないので痛みが減少しても1週間は無理せず安静に過ごしましょう。
損傷した筋肉に負担をかけず、安静に過ごせれば受傷した日から一週間かけて、損傷した筋肉は回復し、痛みが消失していきます。
その後、約1週間で切れた筋繊維は回復し、柔軟性を取り戻します。
安静にしないとギックリ腰がくせになる
逆に、受傷してからの2週間を安静に過ごさず、我慢して痛みが出るような体勢を続けていると危険です。
損傷した筋繊維は炎症が慢性化し、きれいに修復できず、硬く伸びない瘢痕組織になってしまいます。
瘢痕組織は固く、柔軟性に欠けるので負担がかかると簡単には切れてしまい、再びギックリ腰になりやすくなります。
どうしても休めないなら
ギックリ腰になった場合は安静に2週間を過ごし、損傷した筋繊維をきれいに修復させることが、とても大切です。
とはいえ、みなさん日々忙しいので、休めない人も多いものです。
そんなときはシーガルカイロプラクティックに来てください。
ギックリ腰に適応した施術を提供します。
なるべく痛みが落ち着き、早く治るようにお手伝いします。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
シーガルカイロプラクティック
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