シーガルカイロプラクティック SeaguLL Principled ChiropracTIC の日記
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生理痛とカイロプラクティック
2021.10.07
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おはようございます。
シーガルカイロプラクティックの水越です。
"生理痛とカイロプラクティック"
先日、強い生理痛に長年悩まされているという女性にカイロプラクティックを提供いたしました。
経血が始まると強烈な痛みが現れることが、今までずっと続いていたそうです。
カイロプラクティックを初めて受けると生理開始からの痛みが激減したそうです。
本当に良かったですね!
ということで本日は"生理痛とカイロプラクティック"についてです。
骨盤と女性ホルモンの関係
女性のホルモンバランスと骨盤の状態は密接に関係しています。
なぜなら骨盤の中には子宮があり、その子宮には卵巣がついているからです。
卵巣はエストロゲンやプロゲステロンという主要な女性ホルモンを分泌し、そうすることで脳の視床下部にもフィードバッグが送られ、身体全体のホルモンバランスはコントロールされています。
骨盤がゆがむとホルモンバランスが乱れる
骨盤がゆがんでいると子宮はねじれます。なぜなら、子宮は骨盤の内側にある子宮円索という靭帯で骨盤と繫がっているからです。
そして、子宮が捻じれると同時に子宮に付随する卵巣も捻れてしまいます。卵巣にストレスが発生します。
その結果、卵巣は機能低下を起こしてしまい、女性ホルモンは乱れ心身に様々な狂いが生じます。
女性の骨盤は繊細
女性の骨盤は女性ホルモンの分泌と連動し、開いたり閉じたりしています。
男性に比べ骨盤の可動性が高く、そのぶん環境から受けるストレスに対して繊細であり、ゆがみやすいのです。
しかし、同時に男性と比べると可動性が高い分カイロプラクティックによる骨盤のアジャストが効果的というメリットもあります。
女性の骨盤は生理開始から14日間かけて徐々に開いていきます。
エストロゲン(卵胞ホルモン)は骨盤が開き始める生理開始から14日間かけて増え続け排卵直前に分泌量はピークに達します。
そして、排卵が始まったその日から14日間かけて徐々に骨盤は閉じ始めます。
プロゲステロン(黄体ホルモン)は排卵の後に分泌され、生理直前に分泌量はピーク達します。
エストロゲンの役割
・子宮や卵巣を発達させる
・乳房をふくよかにする
・子宮内膜を厚くさせる
・膣の萎縮を防ぐ
・骨量をコントロールする
・肌を柔軟にします。
プロゲステロンの役割
・妊娠するための役割を持つ
・水分や脂肪を身体に溜め込む
・身体のエネルギーを子宮に集中させる
・その分、活動のためのエネルギーが足りず眠気やイライラなどの心身の不安定が現れる
生理痛とカイロプラクティック
このように女性は骨盤の動きと女性ホルモンの分泌とを繊細かつダイナミックに連動させ体調を管理しているのです。
ですから、骨盤がゆがんでいると様々な体調不良が発生します。
その一つが下腹部が強烈に痛む生理痛です。
これは子宮の過剰収縮による痛みだと考えられます。子宮内膜は筋肉組織ですから、女性ホルモンの影響を受けて収縮します。
前述したように骨盤がゆがんでいると女性ホルモンの分泌が乱れます。これが場合によっては子宮の過剰収縮に繋がるのです。
生理痛がある方で、医療機関でも特定の原因が分からず、薬だけで根本の解決になってない場合は骨盤のゆがみが起因している可能性があります。
生理痛でお悩みの方は、まずは一度シーガルカイロプラクティックで背骨のチェックをしましょう!
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
シーガルカイロプラクティック
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