シーガルカイロプラクティック SeaguLL Principled ChiropracTIC の日記
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ぎっくり腰のとき長時間の車移動、どうすればいいか?
2021.11.05
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おはようございます。
シーガルカイロプラクティックの水越です。
“ぎっくり腰のとき長時間の車移動、どうすればいいか?”
先日、来院されたクライアントは急性腰痛(ぎっくり腰)で腰部の筋肉が損傷していました。急性腰痛の緊急時ケアを施し、カイロプラクティックで神経伝達を回復させ一回目の施術は完了。そして今回が2回目の施術。
ダメージを負った腰部の筋繊維も前回より回復し、動きの幅と歩行の滑らかさが上がっていました。ただ、当然腰の痛みをかばって、患部以外の疲労が筋肉の収縮を発生させ、それに引っ張られて骨格にゆがみが現れます。
ですから、急性腰痛の2回目の施術は患部をかばって発生するこれらの二次災害を取り除き、回復のエネルギーが患部に集中できる環境を整えることが大切です。
大前提として、生命は自分を癒す能力を持っています。そして、カイロプラクターの役割はその能力を最大限発揮できるように心身の環境を整えることにあります。
施術後、クライアントから質問がありました。
こういう状態のとき長時間車に乗って移動するときは(本人は運転はしない)、シートは倒した方がいいのですか?それとも普通に座っていた方がいいですか?と。
基本的に痛みが強いときは安静第一です。
それでも、やらなければならないことってありますよね。そうであれば、シートはどちらでも良く、自分が快適だと感じる方を選べばいいです。それよりも大切なのは30分に一回は、車を降りて休憩することです。そうすることで車での移動による体へのストレスは最小限になるでしょう。
車での移動は何もないようで実際は心身に大きなストレスをかけます。長時間の同じ姿勢、シートから突き上げる地面からの振動、それ以外にも音、光、重力、電磁波・・・。
短時間に環境が変わるため、それに応じて体内環境は猛スピードで変化しています。その際、身体のエネルギーはフル稼働する自律神経、ホルモンバランス、免疫に取られます。
そのような環境だと、エネルギー不足により損傷した組織の修復は遅れます。それにもかかわらずストレスを受けているとなると事態が悪化する場合も考えられます。
・・・というわけで、基本的に痛みが強いときは安静第一となるわけです。
生命の治癒には大きなエネルギーが必要で、そのエネルギーを損傷した組織に集中させることで、傷ついた古い細胞が排出され、新しい細胞が生まれ、その繰り返しで、やがて組織は修復されます。治癒にはエネルギーの集中と時間が必要なのです。
カイロプラクティックは脊椎のゆがみを取り除き、背骨を通る神経の伝達を回復させます。その結果、脳と細胞を行き来するエネルギー伝達はスムーズになります。このようにして、カイロプラクティックはエネルギーの集中できる環境を整えます。
心身が回復できる環境が整ったら、あとはひたすら休む。すると時間をかけて損傷した組織は治癒され、やがて元通りになるのです。自然治癒とはそういうことです。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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