シーガルカイロプラクティック SeaguLL Principled ChiropracTIC の日記
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産後の体型(骨盤)がスムーズに綺麗に戻る
2021.11.19
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おはようございます。
シーガルカイロプラクティックの水越です。
“産後の体型(骨盤)がスムーズに綺麗に戻る”
先日、産後のケアに来院されたクライアントがいました。帝王切開での出産だったので骨盤(左右の腸骨)が拡がったままの状態で、このままの状態を放置すると徐々に下半身は太くなり、ホルモンバランスも悪くなるでしょう。
脊椎の触診を済ませ、アジャストメントで左右の腸骨を閉じるように調節し、次いでその他の脊椎の調節を施し施術は完了。施術後は一気に足先が温かく感じたようですが、それは骨盤のゆがみが強かったためです。
骨盤のゆがみがあると血液は下半身に流れづらくなります。血液は骨盤の周囲にある血管を経由して足先に流れ、骨盤を経由して戻っていきますから、骨盤のゆがみをアジャストメントで整えるだけで足先の血行が回復するという理屈です。
通常、女性は出産を終えると約6ヵ月をかけて、ゆっくりと元の体型へと戻っていきます。しかし、出産を終えても中々体型が戻らない人もいます。カイロプラクティックでは、その原因の一つは骨盤のゆがみにあると考えられています。
骨盤の中には子宮があり、子宮には卵巣が付随します。卵巣は女性ホルモンのマスターコントロールセンターです。女性は出産時、胎児が産道を通る際に、その刺激が脳に入力され脳は出産を認識します。
脳が出産を認識すると卵巣から出産前の女性らしい体に戻すために必要なホルモンであるエストロゲン(卵胞ホルモン)を安定して分泌します。
このエストロゲンの分泌により骨盤周りの緩んでいた靱帯は適度な緊張を取り戻します。そして、骨盤は徐々に締まっていき体型は出産前の状態へと戻っていきます。
しかし、難産や妊娠中の負担などが原因となって骨盤がゆがんだままの状態だと子宮や卵巣に余計な緊張や負荷がかかります。
すると、卵巣の機能を低下させ、ホルモン分泌が乱れ、脂肪がとれにくい体質となり産後の体型が元に戻るを遅れさせるのです。
女性が健康であるためには女性ホルモンのバランスが重要です。この女性ホルモンのバランスの要となるのが卵巣であり、そして、卵巣は骨盤の中にあるのです。
それゆえ、骨盤のゆがみは卵巣に悪影響を与え、それが女性ホルモンのバランスを乱すことに繋がり、最終的に体型が戻らないという見た目の問題だけではなく、女性の全体的な健康を損なう原因になるというわけです。
また、帝王切開や無痛分娩の場合は胎児が産道を通る際に本来経験するであろう刺激が少ないので、脳が出産を認識しにくいのです。そのため脳は出産後にも関わらず、未だに妊娠中と認識してしまうという考えがあります。
そのような状態だとエストロゲン値は高まりにくく、プロゲステロンが優位に分泌され続けるため靱帯は緩み、骨盤がゆがんだままで、体型が戻りにくく、さらにおっぱいの出も悪くなることがあるのです。
帝王切開での出産の場合は一度熟練したカイロプラクターに背骨と骨盤のチェックをしてもらうことをお勧めします。
出産後にカイロプラクティック・アジャストメントで骨盤を整えると子宮のねじれがとれて、卵巣の負荷もなくなり女性ホルモンのバランス安定します。
エストロゲン値が高まれば骨盤周りの靱帯は適度な緊張を取り戻し、その結果骨盤は締まっていき、体型はきれいに整っていきます。
女性は産後6か月以内は靱帯を緩める作用を持つリラキシンという女性ホルモンが分泌されているので、カイロプラクティック・アジャストメントの効果がけた違いに表れます。
この時期にカイロプラクティックを受けることは、産前よりもウェストラインがきれいになる可能性が高いので本当におすすめです。
問題ではなく、根本の原因を見極め、取り除く。
それがカイロプラクティックの在り方です。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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