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産前後のカイロプラクティックのメリット

2023.01.19

おはようございます。
シーガルカイロプラクティックの水越です。
 
 
『産前後のカイロプラクティックのメリット』

シーガルカイロプラクティックは日本では数少ない妊婦さんのためのカイロプラクティックを提供できるオフィスの一つです。妊娠中や出産後においてカイロプラクティックケアを受けていると多くのメリットがあります。本日はカイロプラクティックを活用することで得られるメリットについての説明です。カイロプラクティックを活用して快適な妊娠期間と出産を迎えましょう!


①つわりなどの症状の軽減
女性が妊娠すると、人によっては様々な症状に悩まされる場合があります。妊娠初期の嘔吐、胸焼け、便秘、脈が早くなる、だるさ、たんや生唾が出るなどのいわゆる"つわり"の症状は様々です。これらの症状の多くは妊娠初期において胎児の成長を促すために卵巣で生産されたホルモンによって起こる作用だと考えられています。
 
卵巣は女性ホルモンのバランスをコントロールするマスターセンターです。エストロゲンやプロゲステロンを分泌し、脳の視床下部へフィードバックを送ることで女性の身体全体のホルモンバランスはコントロールされています。つまり、卵巣が健康に活躍することで女性のホルモンバランスはコントロールされているのです。

女性は妊娠をするとプロゲステロン(黄体ホルモン)が分泌され続け、体が妊婦の体へとスムーズに変化し始めます。しかし、骨盤がゆがんだままの状態でいると骨盤の内側にある子宮円索という靭帯で繋がっている子宮も捻じれ、同時に子宮に付随する卵巣にも緊張が生まれます。

その結果、卵巣の機能低下や乱れが起ってしまい妊婦の体へとスムーズに変化するのを妨げ、妊娠中の女性の身体全体におけるホルモンバランスは乱れ心身に様々な不調が生じ、その結果つわりの症状が発生すると考えられます。

 
カイロプラクティックで骨盤をアジャストメントで調節し子宮のねじれを取り除き、卵巣にかかったストレスが減少すれば、卵巣の機能は高まり女性ホルモンのバランスが整い、神経系、免疫系との連携がスムーズになり心身は快活になるでしょう。

カイロプラクティックでつわりが減少傾向になったり、全く症状がなくなる場合がありますが、脊椎、骨盤の状態とホルモンバランスはこのような相互関係があるためだと考えられます。

 




②快適でエネルギッシュな妊娠期間を送れる
女性が妊娠し、お腹の中で胎児の命を育むということは、ただ日々を過ごすだけでも非常に大きなエネルギーを消耗します。現代の女性は妊娠期間も忙しく働いていることがほとんどですから、日々、たくさんのエネルギーを要することでしょう。

人は神経を介した脳と細胞とのコミュニケーションをすることエネルギーを体中に送り、生命活動を表現しています。神経が入っている脊椎がゆがんで神経に圧力がかかっていると脳と細胞とのコミュケーションは乱れエネルギーの流れは停滞し、細胞は不活性化し生命は輝きを失うものです。


妊娠期間に定期的なカイロプラクティックを受けている場合、身体の神経システムは常に最高の状態で機能することができます。神経システムが活発であれば、それと繋がる内分泌系(ホルモンバランス)、免疫系も最高の状態で機能します。

エネルギーは効率よく心身に分配され、そして、そのような身体はとてもエネルギッシュであるため胎児の成長にも、自分の毎日の仕事にもエネルギーが効率よく分配されます。エネルギッシュな人には余裕ができ、優しくなれ、笑顔が生まれます。

妊娠期間に定期的なカイロプラクティックを受けていれば仕事においても、胎児の健やかな成長においてもエネルギッシュになれるのです。


また、女性の身体は妊娠中期から後期にかけて胎児の成長に比例し、お腹が大きくなり姿勢が大きく変わります。この際、普段から運動などをしていて筋肉がしなやかな女性であれば問題ないのです。

しかし、運動不足などで筋肉が硬い女性の場合は、このような姿勢変化が身体的なストレスとなり、この問題を放置すれば様々な症状を発生させます。代表的な症状としては肩こり、腰痛、頭痛、股関節痛、恥骨痛、逆子の誘因などがあります。

 
お腹が大きくなると体を反るため腰に負担がかかり腰痛を引き起こし、後方へ反った体のバランスを取ろうとして首が前傾することで肩周辺の筋肉の緊張が強まり肩こりを発生させ、それが同時に頭痛の原因になるのです。妊娠後期になると大きいお腹が通常の歩行を妨げガニ股になり股関節痛や恥骨痛の原因になります。
 
定期的なカイロプラクティック・アジャストメントは脊柱や骨盤の可動性と支持性を高め、胎児の成長に伴う姿勢変化をスムーズに行わせることができるようになります。

その結果、胎児の成長に伴う姿勢変化がスムーズに実現し、妊娠中の肩こり、背部痛、腰痛、股関節痛、恥骨痛など症状が軽減、または消失することが期待できるというわけです。

 





③胎児の健やかな成長が期待できる
お腹の中にいる胎児は元々はたった一つの受精卵で、それが約40週の妊娠期間を通じて赤ちゃんへと変貌します。

このように生命を創り、成長させ、発達させ、生命を誕生させることを可能にしているのは生命が元々備えている知性が成せる偉業であって、私たちの意思でコントロールしているわけではないのです。


そして、このような偉業を人は神経システムを利用した脳と細胞とのコミュニケーションによって実際に身体上で可能にしています。この神経システムのメインとなる脊髄は脊椎に、脳は頭蓋骨に保護されています。ですから、神経系の守備は本来万全なのですが人は生きていて、そして、生きている限り環境からのストレスを受けます。
 
毎日の家事や仕事、スポーツ選手では過度な運動などの身体的なストレス。悩みや、不安、怒りや、悲しみなどといった精神的なストレス。食べ物や薬などに含まれる添加物や化学物質などによるストレス。こういったストレスを私たちは生きている限り受けざるを得ません。

その他にも重力、音、光、花粉、微生物、電磁波といったように私たちはストレスに囲まれて生きていると言っても過言ではありません。

 
きちんと休めて、無理のない生活を送っている人なら問題なのですが、日々ストレスが多く、休むこともままならない人の場合、このようなストレスが蓄積し、適応の限界を超え、やがて脊椎が微妙にゆがみ、それが神経干渉を作り、脳と細胞とのコミュニケーションを乱し、その結果赤ちゃんを創るためのエネルギーが最大現に発揮できなくってしまうとカイロプラクティック的には考えられます。

そのため、妊娠期間の定期的なカイロプラクティックケアは母体の神経システムを最大限発揮させ脳と細胞とのコミュニケーションを円滑にし、生命を創り出すために必要なエネルギーを潤沢に流れさせ、胎児の健やかな成長に貢献できるというわけです。


また、カイロプラクティック・アジャストメントで後頭骨や仙骨の可動性が回復すれば脳脊髄液循環に必要なポンプ作用が強力に作動し始め、この作用によって脳脊髄液は髄膜の中をスムーズに流れるようになり、脳と脊髄にフレッシュな栄養と酸素を送り、また不要な老廃物の排出も促せるため妊婦の健康状態を維持することに貢献できるでしょう。

さらに、妊娠中のカイロプラクティックケアは自律神経系を整え精神的に穏やかになれます。精神的に穏やかな状態であれば、副交感神経が優位に働きエネルギーは内部環境を整えるために多く使われ、母体の健康維持をますます可能にするでしょう。子宮の中にいる胎児は母体と身体的に、精神的に繋がっていますから、母体が穏やかであれば、胎児も穏やかに、そして健やかに成長できると考えられます。
 



④安産が期待できる
妊娠期間中にカイロプラクティックケアを受けている女性は身体的、感情的、精神的に質の高い健康な妊娠期間を獲得していますのでスムーズな出産になる可能性は既に高くなっています。

定期的なカイロプラクティックケアを受けている場合、出産自体もスムーズに、そして円滑に進むことが予想できます。出産は陣痛から始まり、子宮頚部が開き、胎児が出産に臨むために頭蓋骨を変形させ、胎児は回旋を始め、子宮を通って胎児は出産し、そして、胎児の第一呼吸が完成され生命は誕生します。

この偉業とも言える、母子ともにダイナミックな変化によって行われる出産のプロセスは「生命を存続させる」というプログラムを持った生命が備えている知性のもとで行われています。このような偉業をサポートをすることはできても、すべてをコントロールすることは人の手にはできないのです。
 
そして、このような偉業を人は神経システムを利用した脳と細胞とのコミュニケーションで実際に身体上で可能にしています。つまり、定期的なカイロプラクティックにより神経の干渉を取り除くことは神経の働きを良くし、生命誕生のプロセスを強力にサポートし、出産のプロセスそのものをスムーズに、そして円滑に進めるでしょう。
 




⑤産後の体型(骨盤)の戻りが早く、きれいになる
通常、女性は出産を終えると約6ヵ月をかけて体型はゆっくりと元の状態へと戻っていきますが、なかには出産をしても体型がなかなか戻らない人がいます。このように出産後、体型が元に戻りにくい原因の一つは骨盤のゆがみにあるとカイロプラクティックでは考えられています。

骨盤の中には子宮があり、子宮には卵巣があります。この卵巣は女性ホルモンのマスターコントロールセンターです。女性は胎児が産道を通る際に、その刺激が脳に入力され脳は出産を認識します。脳が出産を認識すると卵巣から出産前の女性らしい体に戻すために必要なホルモンであるエストロゲン(卵胞ホルモン)を安定して分泌します。

このエストロゲンの分泌により骨盤周りの緩んでいた靱帯は適度な緊張を取り戻します。そして、骨盤は締まっていき女性の体は出産前の状態へと戻っていきます。


しかし、骨盤が開いたままの状態だとエストロゲン値が高まりにくいのです。例えば難産や妊娠中の骨盤への負担などが原因となって出産後に骨盤がゆがんだままの状態だと子宮や卵巣などに余計な緊張や負荷がかかってしまいます。

その結果、卵巣の機能を低下させ、視床下部へのフィードバックが乱れ下垂体からの卵胞刺激ホルモンの分泌が高まらず、卵巣からのエストロゲン分泌が促されなくなり、その結果産後の体型が元に戻るを遅れさせます。エストロゲン値が高まらなければ、妊娠中に重要なプロゲステロンが分泌され続け、プロゲステロンが優位に働き、そのため出産後でも骨盤が開きっ放しになり、脂肪がとれにくく、妊娠体型が戻りにくいという悪循環が始まるのです。


また、帝王切開や無痛分娩の場合は胎児が産道を通る際に経験する刺激があまりないので、脳が出産を認識しにくくなります。そのためエストロゲン値は高まりにくく、プロゲステロンが優位に分泌され続けるため靱帯は緩み、骨盤がゆがんだままで、体型が戻りにくく、さらにおっぱいの出も悪くなる方が多く見られます。

出産後にカイロプラクティック・アジャストメントで骨盤を締めると子宮のねじれがとれて、卵巣の負荷もなくなり女性ホルモンはバランスよく安定して分泌されるようになります。エストロゲン値が高まれば骨盤周りの靱帯は適度な緊張を取り戻し、その結果骨盤は締まっていき、体型はきれいに整います。
 
女性は産後6か月以内にカイロプラクティックを行うことを推奨しています。なぜなら、産後6か月以内は靱帯を緩める作用を持つリラキシンという女性ホルモンが分泌されているので、カイロプラクティック・アジャストメントの効果がけた違いに高く表れるからです。この時期にカイロプラクティック・アジャストメントを受けることは、産前よりもウェストラインがきれいになる可能性が高いので本当におすすめです。
 





⑤産前後のカイロプラクティックで快適な妊娠期間とスムーズな出産を手に入れよう

このように産前後のカイロプラクティックケアは女性に快適な妊娠期間、胎児の健やかな成長、スムーズな出産、そして産後のきれいな体型を提供することができる素晴らしいギフトです。

人生において、もっとも重要な期間である妊娠出産を最高のパフォーマンスで過ごすためにも、シーガルカイロプラクティックでカイロプラクティックを是非受けてみてください。心よりお待ちしております。
 
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
 
 


 

 
 
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