シーガルカイロプラクティック SeaguLL Principled ChiropracTIC | 日記 | カイロプラクティック・リトリート　in ハワイ島日記 2023 #1

おはようございます。
シーガルカイロプラクティックの水越です。
 
カイロプラクティック・リトリート　in ハワイ島日記 2023  #1

2023年9月13日から18にまでの6日間、私はハワイ島にいました。この島に訪れ、旅することで私が得た最も大切な気づきは『自分の中にある偉大な価値に気付き、受け入れること』でした。

マウナケア山を横目に一人でドライブしたサドル・ロードの雄大な景色、すばる望遠鏡の内部で知った底知れぬ人類の宇宙への探究心、マウナケアケア山頂の雲海の上で感じた今までに見たこともない青い空、知人の家族と共に夕食を楽しんだ穏やかな時間、虹の祝福、海中で出会った亀、再びマウナケア山頂へと向かい見た夕日、コナ・ジョー・コーヒーにいた犬。

私がこの島に呼ばれ、導かれた理由は『自分の中にある偉大な価値を知るため』だったのかもしれません。なぜなら、世界とは自分自身の内なる意識の投影なのだから・・・。

それではカイロプラクティック・リトリートin ハワイ島日記をどうぞ。


9/13　
今、僕は町田駅近くにあるスターバックスにいる。ドリップコーヒーを飲みながら、ただ天井を見上げていた。先ほど羽田行きのバス・チケットは購入し終えている。今日からハワイの旅が始まる。そういえば海外に行くのはいつぶりだろうか。2019年の4月にニュージャージーで開催されたニュービギニングス・セミナー以来だから4年ぶりか。長かったような、あっという間だったような・・・。

多分、僕は他の人よりも（他の人がどうなのかもわからないけど）、今この瞬間に意識が向いていると自覚している。だから時間に進行しているという特性がある気が昔から、そんなにしない。ただ連続した今この瞬間だけを生きている、と思っている。我ながら変わり者だ。しかし、そんな何かしら変わったマインドを持つ人間でなければ、この歴史的円安に笑顔でハワイへなんか行かないのかもしれない。僕の中にある唯一の判断基準は「やりたいか、やりたくないか。」ただ、それだけだ。ただ自分の魂に嘘偽りなく生きたい。いつだって、それが僕の唯一の願いだった。

コーヒーを飲み干し、店を出て、バス停で羽田行きのバスを待つ。待っている乗客は僕ともう一人。年老いた、でも眼光に光が残る職員が町田のごちゃごちゃしたバス停付近の交通網を手際よく捌き、羽田行きのリムジンバスをバス停に寄せた。バック・パックとチェスト・ポーチを持ち上げてバスに入り、席に着いた。旅は始まった。
 
 
 

 
 

リムジンバスは快調に走り続け、ベイブリッジを乗り越え、予定到着時刻よりも10分早く羽田第３ターミナルに着いた。第３ターミナルはそこまで混雑はしていなかった。
 
 

 
 
 
手洗いと両替($1=¥150)を済ませ、ハワイアンエアラインのチェックイン・カウンターに行くと既にチェック・イン待ちの乗客で長蛇の列ができていた。今度はもう少し、早く並ぼうと決めた。
 
混雑しているところにいることが苦手だ。コーヒー・ショップにいても、隣の席に3人組が来たら、いつだって店を出る。二人組までならOKだ。人間は独りの時は静けさを纏い、二人きりの時は優しい、３人いるとカオスが始まる・・・はい、さようなら。

そんな変わり者のブルースを心の中で奏でていると、たちまち自分の番がやってきた。ありきたりのやり取りを職員と交わし、チェック・インを済ませた。預け入れ荷物はない。
 
荷物受け取りレーンで待つのと、移動しているときに手が塞がっているのが嫌いだ。特に理由はない。だから、旅をするときは機内持ち込みできるバック・パックだけだ。バック・パックはオスプレーのストラトス36L。背面の作りが優秀で、疲れにくく、通気性が高い。登山泊に行くときにも愛用している。

フライトまで時間があったので、ラウンジに寄って軽い食事を済ませ、ビールと赤ワインを一杯ずつ飲んだ。本当はシャワーも浴びたかったのだけど、レセプションで恐ろしい待ち時間を聞いたので早々に諦めた。ラウンジの窓の外には飛行機が並んでいた。
 
 
 

 
 
 
何だか久しぶりの光景だ。旅は良い。今まで見たことのない景色、食べ物、香り、音、触感、そして新しい出会いが五感を通して入力される、すべての経験が僕の脳を活性化させ、そして、意識は拡大を続ける。”意識の拡大”。それがぼくにとっての旅の本質的な魅力だった。

時間が来たのでラウンジを後にして、水を購入して搭乗ゲートの前に移動した。日本人は少ない。ボーディング・スタートが始まり、機内へと向かう。
 
 

 
 
バック・パックをオーバーヘッド・ビンに詰め込んで、席に着いた。20:15。機体は動き出した。滑走路につき、エンジンが轟音を巻き散らす。加速は最大限になり、強力なGが身体を座席に押し付ける。離陸。

速度において我々が感じられるのは、速度の変化の瞬間、加速だけだ。その変化に身を沈める。深く、ただ深く。
 
 
最後までお読み頂きありがとうございました。
 

 
 
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