シーガルカイロプラクティック SeaguLL Principled ChiropracTIC の日記
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カイロプラクティック・リトリート in ハワイ島日記 2023 #2
2023.10.07
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おはようございます。
シーガルカイロプラクティックの水越です。
"カイロプラクティック・リトリート in ハワイ島日記 2023 #2"
フライトの旅は、これといって何も書くことはない。エコノミークラス、窓際にある二席並んだシートの通路側。ノイズキャンセル機能が付いたブルートゥースイヤホンを耳に装着してビル・エヴァンスとブルーノ・メジャーの最新アルバムを交互に聞きながら、村上春樹のインタビュー集を読んで過ごした。
隣の席の女性は日本人だった。シートの下に詰め込んでいる荷物がやたら大きい。フライトの途中、彼女は何かをごそごそと探していた。携帯のシムをどこかに落としてしまったとのことだったので、一緒に探し、見つけた。それからしばらくすると、機内のライトは消えていき、僕の瞼もそれに準ずるように閉じていった。どこでもすぐに寝られる能力は旅において、とても重要なアダプタビリティの一つだ。
7時間55分のフライトを無事終えた機体はダニエル・K・イノウエ国際空港の滑走路を見据え、着陸態勢に入った。機体がわずかに角度を下げる。窓の外に広がる地上の姿が見る見るうちに近づいてくる。何とも言えない緊張感が機内を漂う。そして、「トンッ」という車輪の接地音が一瞬聞こえたかと思うと、すぐにエンジンの逆噴射と車輪のディスクブレーキの音が重なった轟音に空間は支配された。主翼のスポイラーが全開に開き、やがて機体は動きを止めた。オアフ島に着いたのだ。
携帯電話の海外ローミングをオンにして、ハワイに張り巡らされている電波にアクセスする。便利な時代だ。入国検査場で入国手続きを済ませ(40分くらいは列に並んだ気がする)、トイレに寄り、税関を通り抜けターミナル2を後にした。外に出るとハワイ特有の力強い太陽の日差しの洗礼を浴びた。
目的地のハワイ島への便はターミナル1から出ているため、徒歩でそちらへと向かう。そんなに大した距離はないので、長時間のフライトで疲労していた両足にとって丁度良い運動になった。チェック・インは羽田で既に済ませていたので、そのまま手荷物検査とボディ・チェックを済ませ、ターミナルの中へと進んだ。コンビニエンス・ストアでボトルウォーター($5)を一本購入した。フライトまで時間があったので、スターバックス・コーヒーでドリップ・コーヒー($6.6)をオーダーして、席で少し休むことにした。
コーヒーを飲み干しトイレに向かう途中、ハルカさんとオオカゲ先生、そしてサイトウさんに会った。彼らもこの旅に参加するため日本からやってきていた。目的地までのコナ国際空までは同じ便のようだ。皆、長旅にも関わらず元気そうで何よりだ。搭乗ゲートの前にあった長椅子に横並びに座り、しばしの談笑に講じているとあっという間にフライトの時間がやってきた。各自荷物を持ち、機内へと向かった。11:35。機体は僕らを乗せて、一路コナへと向かった。
眼下に広がる真っ青な海が本当に綺麗だった。この旅で本当はモロカイ島にも滞在しようかと迷ったが今回は見送った。この次ハワイに来るようなことがあったら、必ずモロカイ島へと寄ろう。あの島には心惹かれる。なぜだろう。でもきっと、その地に降りることでしか、その謎の真相は解き明かされることはないのだろう。インスピレーション感じたら、理由もなくどこかに行きたいと心が叫ぶなら、その声に従った方がいい。頭では考えられる以上の驚きのギフトがそこにはあるのだから。
さて、窓の外には雄大なマウナケア山が見えてきた。山の頂上部分は雲で見えない。眼下には冷えて固まった溶岩の大地。そして、機体は角度を下げ、エリソン・オニヅカ・コナ国際空港に勢いよく着陸した。(本当に。タイヤが地面に接地した瞬間の衝撃は中々強めだった)ここが今回の旅の舞台ハワイ島である。
エリソン・オニヅカ・コナ国際空港はポリネシア風の平屋の建物でのどかな雰囲気が漂う素朴な空港だ。僕はここからはレンタカーを借りて一人でヒロへと向かう予定になっていたので、仲間に別れを告げ空港前に流れる道路の中央分離帯にタイミング良く止まっていたダラー・レンタカー行きのシャトルバスへと乗った。
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