シーガルカイロプラクティック SeaguLL Principled ChiropracTIC | 日記 | 子どもの中耳炎とカイロプラクティック

おはようございます。
シーガルカイロプラクティックの水越です。
 
 
"子どもの中耳炎とカイロプラクティック"
 
何度も繰り返す子どもの中耳炎。実は定期的なカイロプラクティックで回復するケースがあることをご存知でしたか？アメリカの小児カイロプラクティックでは中耳炎の治療で来院する子どもが圧倒的に多いそうです。
 
 
子どもの中耳炎とは？
乳幼児期は耳管の構造が大人と違い水平で短いため咽頭で繁殖したウイルスや細菌が内耳とつながる耳管咽頭口から耳管へ入り込み、中耳まで行きます。そこで細菌やウイルスが繁殖すれば中耳炎になります。咽頭には細菌やウイルスに対する関門である扁桃がありますが、そもそも、乳幼児は扁桃が未発達なので、免疫が十分に働かず感染してしまいます。
細菌感染の中耳炎の場合は鼓膜の発赤や腫脹を起こし、やがて鼓膜の一部が破れ、膿が出ることもあります。中耳腔への細菌感染の経路が外耳からである場合も考えられますが、そのようなことは極めて少なく、ほとんどが耳管からの感染であるといわれています。

中耳炎の症状
・耳がつまった感じ
・耳の痛み
・発熱
・耳の腫れ
・耳鳴り
・難聴
・膿性の耳漏

乳幼児では痛みを明確に表現できない場合が多いので、やたらにぐずったり、泣いたりしてする時に耳を手で触ったり、頭を振っていたりすれば中耳炎の可能性があります。

中耳炎の治療
現代医療での治療は鼓膜を切開し、たまってる膿を出したり、抗生物質を使う場合が多いです。中耳炎になりやすい子どもは扁桃のアデノイド肥大を伴ってるケースが多いので、医師によっては扁桃を手術で取ってしまう場合がありますが、扁桃は細菌やウイルスなどの外敵から身を守るための免疫機能があるので、手術は医師とよく話し合って考えたほうが良いかと思います。
 
中耳炎のカイロプラクティックケアとは？
カイロプラクティックは医療ではないので中耳炎の症状そのものは治せません。カイロプラクティックは子ども自身の免疫機能を高めることで中耳炎の症状が発生しないような強い体を作ることにフォーカスしています。
そもそも、中耳炎は炎症作用です。これは細菌やウイルスに抵抗するための体の防御作用で、炎症が起こること自体は悪いことではなく体が正常に働いている証拠です。大切なのは細菌やウイルスに負けない体をつくることです。

そういった意味では中耳炎になりにくい体づくりの一つの方法としてカイロプラクティックに期待ができます。カイロプラクティックは脊椎の状態を整えることで、神経生理機能を高め、神経系、免疫系、内分泌系のバランスを安定させます。そのような身体は細菌やウイルスに抵抗する力が強く感染を予防しやすく、また感染しても早く回復ができるでしょう。実際、カイロプラクティックを受けている200人の子ども達と、カイロプラクティックを受けず現代医療のみに頼っている200人の子どもたちとの健康状態を比較したところ、カイロを受けている子ども達200人は、中耳炎、アレルギー、扁桃炎、ぜんそくがカイロを受けていない200人の子ども達と比べて少なかったとカイロプラクティック学術研究誌のデータがあります。

中耳炎などの症状が出てしまったら、一時的に医療機関で治療が必要なときもありますが、長期的に見れば根本から体質を変えなくては中耳炎を反復することになってしまいます。そもそも、中耳炎は風邪と同じで、特効薬や決め手になる治療法も存在しません。中耳炎を含むあらゆる「炎症」は、必要だから生じている「体の努力」そのものです。まずは症状に対する私たちの「思考」が切り替わることが大切かと思います。

最後まで、お読みいただきありがとうございました。
 
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