シーガルカイロプラクティック SeaguLL Principled ChiropracTIC の日記
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赤ちゃんの頭のゆがみにカイロプラクティックができること
2024.04.12
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おはようございます。
シーガルカイロプラクティックの水越です。
"赤ちゃんの頭のゆがみにカイロプラクティックができること"
シーガルカイロプラクティックは日本でも数少ない乳幼児へのカイロプラクティックが提供できるカイロプラクティック専門のオフィスです。子どもが強く明るく元気に育つ秘訣がカイロプラクティックにはあります。今回は "赤ちゃんの頭のゆがみにカイロプラクティックができること" と題しまして記事を綴ってみました。頭の形がゆがんでいても3歳くらいまでならカイロプラクティックで改善する可能性があるので、子どもの頭の形が気になる場合は一度小児カイロプラクティックを受けてみることをお勧めします。
赤ちゃんの頭の変形の原因は向き癖
赤ちゃんが偏った方向ばかり向いてしまう向き癖があると、赤ちゃんの頭蓋骨は柔らかいので寝ているときに頭の一部が圧迫され続け頭蓋骨の形が変形することがあります。ですから、カイロプラクターが赤ちゃんの頭のゆがみに取り組む場合、まず始めにすることは向き癖を少なくし自然な頚椎関節の可動性を回復させる必要があります。この向き癖には大きく分けて2つの種類がありますので、どちらのタイプの向き癖かによってもアプローチの仕方が変わります。
①どちらも向けるが、片方に向く癖がある
赤ちゃんが頭と首を自由に動かして、左右どちらも向くことができるが、どちらか好きな方向を向いていることが多いタイプの向き癖。このタイプの向き癖はカイロプラクティックで比較的にスピーディーに回復することが多いです。生活習慣における赤ちゃんの偏った姿勢が考えられる主な原因なのでお母さん(お父さん)が右側、左側、どちらか片方で寝ることが多かったり、添い乳をいつも同じ側からしていたり、赤ちゃんのベッド(布団)の位置が固定されていて、音や光や人の気配がつねに同じ側にある場合は環境を変えてあげることで徐々に向き癖がなくなる場合もあります。
②首が固まって、片方しか向けない向き癖。
体が硬く突っ張ってしまい体全体の自由な動きが制限され、向きたくても向けないタイプの向き癖です。こちらも小児カイロプラクティックで対応できますが、このタイプの向き癖は硬膜という脊髄を包む膜の緊張が原因で向き癖になってる場合があるので硬膜の緊張を取り除く手技を使用します。
向き癖の原因
①母体の骨盤のゆがみによる子宮のねじれ
妊娠中やそれ以前の生活習慣や労働習慣によって姿勢が良くないままでいると母体の骨盤がゆがみ、骨盤の中に入っている子宮は不自然な形になってしまいます。そのようにねじれた子宮の中で日々発達を続ける胎児は窮屈な子宮の中で無理な体勢を取りながら脊椎や骨盤に負荷が生じたまま成長を続けるため、発達に不具合が発生する場合があります。このような負担によって新生児の上部頚椎や仙骨がゆがみ、特に上部頚椎にサブラクセーション(椎骨のゆがみによる神経干渉)があれば頭の左右の可動性が低下したままの状態で生まれるため、これが向き癖となって現れます。ちなみに妊娠期間に定期的なカイロプラクティックで骨盤のゆがみを取り除いていれば、このような問題のリスクマネジメントになります。
②バーストラウマによる上部頚椎のゆがみ
バーストラウマ(出産時外傷)とは分娩中および産後において胎児に与えるあらゆるストレスのことです。バーストラウマにつながる主な危険因子は難産、分娩体位、誘発分娩(陣痛促進剤の使用)、無痛分娩(硬膜外麻酔の使用)、そして帝王切開などです。このような状況で出産に臨む際に最終的に赤ちゃんの頭をつかみ引っ張り出す必要がある場合がありますが、新生児の頚部の筋肉は完全には発達していないため強く牽引をすることで首が過伸展します。そのときにかかるストレスが未発達な頚椎に負担をかけ新生児の上部頚椎をゆがませる原因となります。
カイロプラクティックの流れ
カイロプラクティックでは優しい手技を用いてお子さんの脊椎にアプローチをすることで向き癖を少なくし、自然な頚部関節の可動性を回復させます。向き癖がなくなると赤ちゃんが寝ているときに頭の一部が圧迫され続けることも減少し、また赤ちゃんの頭蓋骨は柔らかいため時間の経過と共にゆっくりと頭蓋骨がきれいな丸みを取り戻します。
アジャストメント
サブラクセーション(脊椎や骨盤のゆがみによる神経干渉)を手技で調整することで神経の働きを改善させ、頭蓋骨が自然にきれいな丸みを取り戻す力を最大限に発揮させることができます。週に一度のペースでアジャストメントを定期的に受けていると回復は早いです。
メニンジールストレッチ(硬膜のストレッチ)
脊椎や頭蓋骨がゆがむと脳と脊髄を包む硬膜も一緒に捻じれることがあります。硬膜にねじれや緊張が発生すると脳脊髄液の循環が悪くなります。脳脊髄液は脳や神経にフレッシュな栄養と酸素を運び、それと同時にいらなくなった老廃物を排出する脳や脊髄の成長発達にとってとても重要な存在です。硬膜ストレッチを行うと脳脊髄液の循環は促されフレッシュな栄養と酸素が脳や脊髄に行き渡ります。また、硬膜が捻じれていると脳脊髄液循環が悪くなるだけではなく向き癖も起こりやすくなるので、硬膜ストレッチは向き癖の改善にも大いに役立ちます。
まとめ
カイロプラクティック・ケアは赤ちゃんにとってとても自然で優しい施術です。カイロプラクターは小指の先を椎骨の上に置いて、赤ちゃんの呼吸を感じながら最適なタイミングでアジャストすることが出来るので、軽いタッチで椎骨を自然な位置へとすーっと戻すことができます。ヘルメットなどの装具を被せて頭の変形を取り除くことは、ヘルメットの重さが頚部や胸部、そして体全体に負荷をかけるため赤ちゃんにとって大きなストレスとなり、また姿勢も悪くなってしまいます。もし、頚椎に微妙なゆがみがあったとしても医療機関での画像診断では異常は見られないでしょう。ゆがみが微弱過ぎるため医療的には問題の範疇に入らないのです。医療機関では頚椎には異常はないと言われる、しかし、頭のゆがみは気になる、でもヘルメットを被ることしか手はない・・・。そういう時は是非一度、シーガルカイロプラクティックにて頚椎の状態をチェックすると良いでしょう。それではカイロプラクティック専門の精密な手技と感動を用意してお待ちしております。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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