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シーガルカイロプラクティック SeaguLL Principled ChiropracTIC の日記

Chiro Camp Australia 2024 日記 ③

2025.01.01


おはようございます。
シーガルカイロプラクティックの水越です。
 
11月29日から12月1日の3日間オーストラリアで開催されたカイロキャンプオーストラリアに参加しました。美しい自然に囲まれて尊敬するカイロプラクター、カティーナ・マニングとトゥリース・ペルデジャン。そして素敵な仲間たちと過ごした3日間のキャンプの日記を綴ります。
 
"Chiro Camp Australia 2024 日記 ③"
 
ボートはミルソン島の港へと戻った。ボートを降りて桟橋を渡り、道を右に曲がるとそこには屋根のある大きなガレージがあり、そこに僕らの荷物は置いてあった。各自の荷物を持ってキャンプ中に宿泊するキャビンへと向かう。カイロプラクティック・テーブルは後程スタッフがジムへと運ぶと言っていた。

ミルソン島は現在スポーツとレクリエーションのセンターとして使われている。一昔前(第一次戦争中)は細菌検査所、精神病院、アルコール依存症者のリハビリ施設、女性刑務所等として使われていたそうだと島につて書かれたパンフレットを読んでいたスコットが教えてくれた。ここは大きな河川に囲まれた島、たしかに人を世間から隔離するには最適な場所だったわけだ。というわけで僕は今世間から隔離され、現代は平和な空気の流れるこの島で川の音と森の匂いと優しい風とに包まれていた。。
 
僕が宿泊するキャビンは平屋でリビングが一つ、リビングの外には森が広がっていて森林浴ができる広いテラスがあった。リビングを真ん中にして左右に部屋がある。右手の部屋はキングサイズのベッドとバスルームがあり、左手の部屋には二段ベッドが二つとバスルーム。二段ベッドの部屋に僕とスコット、そしてイアンが入った。キングサイズのベッドがある部屋にはフィルとカラのカップルが入った。
 


 
 
二段ベッドが二つ、男三人か。さぁ、誰がどこに寝ますかねぇ・・・。とか思っていると後から部屋に入ったイアンが自分のバックパックを何も言わずに二段ベッドの上へと放り投げた。スコットはその下の段へと潜り込み、あー眠いと言って耳にBluetoothイヤフォンを差し込んで寝始めた。反対の誰もいない二段ベッドをしばらく見つめ、そして、下段のベッドの上に静かに座った。・・・この地で場所取りじゃんけんはいらない。
 
先程、川の中に入った際にびしょ濡れになったジーンズを脱いでハーフパンツに着替えた。ジーンズは二段ベッドの上段の手すりに掛けて干すことにした。乾く気がしない。とくに眠くもなく、することもないのでとりあえずスマートフォンを充電した。旅の前にラックスアンリミテッドカイロの森本さんが貸してくれた変換タップが役に立った。
 
夕飯の時間になったので、TEVAのサンダルに履き替えてキャビンの外に出ると皆がぞろぞろとバーベキュー会場へ向かう中、遠くの方にカイロプラクティック・ポータブルテーブルを二つ持ってどこかへ向かう女性がいたから近寄って、一つ持って一緒にセミナーを行う会場であるミルソン島ミーティングビルの方へと向かった。彼女の名前はマリアンヌで今回のキャンプのスタッフとして動いている。キャンプの写真や動画を撮ったり様々な雑用をこなしている。
 
 

 
 
マリアンヌと共にミーティングビルに着くと既に運び込まれていた沢山のカイロプラクティック・テーブルの中にトゥリースがいた。「何か手伝おうか?」と聞くと「そこのポータブル・テーブルを移動してほしい。」と言う。「わかった」と言って、そのテーブルを持ち上げると物凄く重い。なるほどドロップ・テーブルのポータブルか、重いわけだ。色々余計なパーツが付いていてアジャストするのに邪魔だし、重いし、好きじゃない。と心の中で偏見に満ちた私見をぶつぶつと言っていると、トゥリースも同じようなことを思っているのか僕を見て困ったような顔をしてため息をついていた。(結局このテーブルはセミナー中も眠ったままの蛤みたいに開くことなく、ずっとジムの端の方で安らかに置かれていた。)
 
バーベキュー会場に戻ると既に皆は料理を食べていた。バーベキューコンロの前でせっせと料理を作っている女性はトゥリースのお母さんのエルサだ。エルサは僕に気づくと「タカ、夕飯出来ているから好きなだけお皿に取って食べなさい」と言われた。グリルした鶏肉とポテトサラダとデザートにチアシードのスイーツ。エルサの作ったポテトサラダが美味しかったのでたくさん食べた。
 
 

 
 
美味しい夕食をたらふく食べて、キャビンに戻り歯を磨いて少し休んだら筆記用具とウォーターボトルを持ってミーティングビルへと向かった。ミーティングビルには給湯室があり、そこにはインスタントコーヒー、ホットココア、紅茶が用意されてあったから棚に合ったマグカップでコーヒーを作って、それを持ってセミナー会場の椅子に座った。ノースフェイスのポーチからタイムケトルのBluetoothイヤフォンを取り出し、耳に装着した。日本にいるカイロプラクター仲間の友人から教えてもらって買っておいた翻訳機である。早速、アプリをセットして準備完了。
 
さぁ、先生方どんどん英語で話してくれと意気込んでいたがトゥリースが話す言葉が聞こえ、その3分後くらいにイヤフォンから聞こえたのは "Take" だか何だかの単語が一つ、二つ・・・。だめだこりゃ、自分の耳で気合い入れて聴いた方がよっぽどわかる。タイムケトルのBluetoothイヤフォンは再びノースフェイスのポーチへと帰り、その後二度と使うことはなかった。喋っていることのすべてがわからなくてもいい、ダイレクトに五感を通して本物のトーンを感じることこそが経験の本質なのだから。そして、最も大切なことはその経験を通して自分の中に生まれてくる何かなのだから。その一粒の何かを掴む為に僕はここに来たのだ。
 
今回のキャンプの意図や内容、そして簡単な挨拶を終えるとトゥリースの指示で皆が立ち上がりそれぞれの椅子を少し移動させた。セミナー会場の後方には既に皆のテーブルが並べてあったが、若干テーブルとテーブルの間隔が狭かったのでそれらを動かし調整する。準備が整うとセミナー会場の照明は少し暗くなり、静かな音楽がかかり始める。僕らは各々カイロプラクティック・テーブルの上に乗りうつ伏せになった。カティーナとトゥリースのアジャストメントが始まった。
 
空間のトーンが落ちていき "SACRED(神聖)" になっていくのが分かる。人々は静かになり、空間に存在していた暗さと、広さと、深さと、重さたちが滑らかに変貌していく。この感覚をどう説明したらいいのかいつもわからなくなるが、それが最も自然な反応なのだとも思っていて、ただ身を委ねることだけがこの空間にいるときの唯一の在り方だと思う。考えるのをやめて、頭を空っぽにして、掴んだ手を放し、神聖な流れに身を任せればいい。BGIのアジャストメントを受けている時の神聖な空気がとても好きだ。
 
カティーナの手が触れる度に僕の身体は大きく揺れ、"Coronal plane(コローナルプレーン)"の動きを現している、つまりイルカが泳ぐように背骨が冠状面に沿って波打つように揺れながら動きながら僕の中に残って眠ったままだったポテンシャルエナジーのリリースと統合を行われている。ポテンシャルエナジーとは過去に処理統合に失敗した経験のエネルギーである。その眠ったままのエネルギーは心身のどこかへと残る。
 
それらの眠ったままのポテンシャルエナジーはノイジーなトーンを放つポイントとなり、それらを結んだ線上に張力が発生することでサブラクセーション(脊椎の歪みによる神経干渉)となる。BGIを受けるということは処理統合に失敗した、心身に残存したままの経験のエネルギーを再び処理統合するチャンスとなる。ポテンシャルエナジーの処理統合に成功した場合、その生命は進化する。
 
 

 
 
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
 
 
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