シーガルカイロプラクティック SeaguLL Principled ChiropracTIC の日記
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Chiro Camp Australia 2024 日記 ⑤
2025.02.09
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おはようございます。
シーガルカイロプラクティックの水越です。
11月29日から12月1日の3日間オーストラリアで開催されたカイロキャンプオーストラリアに参加しました。美しい自然に囲まれて尊敬するカイロプラクター、カティーナ・マニングとトゥリース・ペルデジャン。そして素敵な仲間たちと過ごした3日間のキャンプの日記を綴ります。
"Chiro Camp Australia 2024 日記 ⑤"
ミルソン島には終始ゆったりとした時間が流れていた。休憩時間は一人になったり、ふと大切な気づきや疑問が浮かんだときはカティーナやトゥリースの所へ行って話をした。ここに来て良かったと思った。この時代、オンライン上で人はいつでもどこでも一瞬で繋がれるようになった気がしていたが、それは間違いだったと気づいた。直接会って触れ合うことでしか、人は本当の意味で繋がれない。
僕の体を作っている細胞も最終的にはエネルギーであり、トーンであり、周波数でしかない。トーンの視点でみれば世界には境界線などはなく互いに溶け合い流動していることがわかる。僕はここにいるだけで彼らや自然と溶け合い、そして互いのエネルギーを交換していた。そういう意味で僕という存在はここに来る前と来た後では違っていた。
休憩しているときにカティーナが僕に言った。「タカはここに一人で来て、勇気があるね。実際、ほとんどの人は色々な理由をつけて結局は来ないものよ、こんな遠くに。」「僕は来たいから来ただけだよ。」と言った。「いいね。次はそれを超えるといいわ。ちょっとノートとペンを貸して。」と言って僕のノートに何かを書きだし、セルフエモーションという概念を教えてくれた。
"I always stay love like a nature." 彼女の話を聴いたあと僕はそう思っていた。日本に帰ってからは時々自然に浸ろう、そうしなければいつの間にかこの感覚を忘れてしまう気がしたから。月に一度はキャンプか貸別荘か旅館にでも泊まって自然の中で静かに過ごそうと決めた。そして自然がいつもそうしているように、自分の中心にダイナミックな愛を常に置いて生きよう。世間は何だか忙しそうだけど、焦らなくてもいいし、急がなくてもよかった。本物だけを大切にして、自然の在り方のようにゆったりと流れる川のようにすべてを受け入れ、すべてを差し出し、それを生きていくだけだ。
エリサの作る美味しいランチを好きな量だけプレートの上に乗せてセミナー会場の外にあるテラスに向かう。テーブルには5,6人の人が座って食事をしていた。エイプルの横の席が空いていたのでそこに座った。エイプルの横にはトゥリースがいた。エイプルは郊外の自然が多い場所にある一軒家に一人で住んでいて週に4日街に出てはカイロプラクターとして働いているそうだ。自宅の付近には時々野生のカンガルーも出るそうで、その画像をスマートフォンで見せてくれた。そんな生活もいいなと思った。
ソーセージが美味しかったので再びエルサの元へ行き、ソーセージとサラダのお代わりをもらった。ランチを終え、給湯室でコーヒーを作って外に出た。しばしの休憩をしようと木がある所へ向かおうとすると公共バーベキューコンロ(オーストラリアの公園には公共のバーベキューコンロがよく置いてあるそうです。)の前にブローズとティアナがいた。どうやら骨の模型で面白い写真を撮ろうとしているようだけど、コンロの蓋が重くて取れないようだったから手伝ってあげた。ブローズとティアナはよく一緒にいて仲が良かった。そのことを聞くと、二人は親戚同士なのだと教えてくれた。何が楽しいのかよくわからないけど、楽しそうで良かった。
セミナー会場に戻ると会場の椅子は端に寄せられていた。今度はカイロプラクティック・テーブルを使ってアジャストメントのトレーニングだ。カティーナが教える"Tonal C Spine Pattern Connection"。一か所の頚椎アジャストメントから入力したフォースを全体へと波及させるためのトレーニングだった。二人一組になって一人はカイロプラクティック・テーブルの上に仰向けになる。僕はクリスティンとペアになった。
クリスティンはテーブルの上に仰向けになった。僕はヘッドピースの真上に立ち、目を瞑り、呼吸を整え、膝を曲げてしゃがんだ。カティーナの指示に従って仰向けになって寝ているクリスティンの側頭部に両手の指先をそっと置いた。そのまま目を閉じて頭を空っぽにして、ただ静かに今この瞬間に意識を集中させる。自分の意識を彼女に触れている指先の細胞一つ一つに移動させ集約させていく。
指先に感じる皮膚から伝わる柔らかな熱、呼吸と連動する微妙な動き、血管を走る血液の脈動、神経を走るメンタルインパルス。ゆっくりと意識のボリュームを物質からフォースへと絞っていく。細胞を構成する分子、分子を構成する原子、その中心にある原子核、陽子、クォーク、フォトン。素粒子の点滅が生み出すバイブレーション、フレクエンシー、トーン・・・。深く意識を落としていく。そして、やがて完全な闇へと入っていく。自分のコア、そして彼女のコア・・・。静止した時の中にいるような神聖なフィールドにいるのを感じる。
カティーナが僕に何かを言った。一瞬意識が遠のきそうになっていたようだ。彼女の瞳を見ながら「ありがとう、大丈夫。」と心で呟いた。再び意識を指先に向け、センターに降りていく。意識の深淵。そこに外部からの影響を決して受けることのない静寂はあった。轟音のような太く思いバイブレーションと共に分厚い光の粒子の塊が自分の中心から溢れ、波紋のように自分の意識の中を広がっていった。クリスティンの体が堰を切ったように動き出した。顔を右に、左に、上に、下に。それと連動して身体も手も足も唸る波のように動き始めた。
クリスティンの身体は滑らかに流れるように動き続けていて、僕はただ静かに動く彼女を見つめていた。正直、このあとどうすればいいかも全くわからないのだけど、それでいいと思った。"Just feel, Just trust" それだけがこのフィールドで進むための唯一のキーで、それ以外は何もいらなかった。この手を構成する細胞の中心にある叡智に身を委ねればいい、それは僕の頭よりも遥かに多くを知っているのだから。
彼女のコアと繋がったまま、ありのままを冷静に観察する。主観的な思考を消して、どこまでも客観的に、そして公正に、ただありのままを観察し続ける。決して焦ってはいけない、余計な判断や、手出しもいらない。
"Heavenly divine"
今、目の前で起きていることはとても神聖なことなのだ。僕の役割はただありのままを観察し、そこから浮かび上がる真実を見極めることだった。自然と “真実” が浮かび上がるまで忍耐強く待つのだ。
彼女の中にあったポテンシャルエナジーが解放されていく。それは彼女が過去に遭遇し、上手く処理統合出来ないまま存在のどこか(身体、心、魂)に残存していた経験エネルギーだ。蓄積されていたエネルギーは解放され、それは運動エネルギーと変わって身体のジオメトリー(幾何学的な模様)にあった捻じれが次々と解きほぐされていた。
ウェイブが起こり始めて5分くらいの時間が過ぎただろうか、彼女の波のような動きはある地点でスタックが生じていた。ぬかるんだ地面に車のタイヤがはまってしまったように、どうしてもその先に進めないでいるのが明らかに伝わる。真実が自然と現れたのだ。
それこそが彼女が自分自身では解放しきれないポテンシャルエナジーの核、真のサブラクセーションだった。
カティーナが僕に何か言っていたが意識が深いところに降りていたので何を言っているのか聞き取れなかった。まるで僕は湖の底にいるみたいだった。彼女の声は湖面から響いてくる音の残像だけになって僕の耳に届いた。それでも、声のトーンの様子から「サブラクセーションは見つかった?」と言っていることがわかった。 イェスと答えると「アジャストメントをしなさい。」と言われた。「え、今?」と僕が言う、「今。」とカティーナが言う。僕は静かに呼吸を整え、集中し、アジャストメントを行った。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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